多くの先生方の転職活動のお手伝いをさせて頂く中で、いつも思う事があります。
それは転職活動ではご縁がとても大事であるという事になります。
以前こんな出来事がありました。

当時、対応させて頂いておりましたY先生ですが、とある精神科単科病院（I病院）の面接に参加して頂きました。
病院側からも正式なオファーを頂きY先生としても病院に対して大変良い印象をお持ち頂く事が出来ました。
ここまでは全く問題無くお話が進んでいたのですがY先生の方から「現在の勤め先からの引き留めが厳しく今すぐに退職する事が難しいので今回は一旦辞退したいと考えています。時期を改めて良いタイミングが来たら改めてお声掛けさせて頂きたいと思います。」
という事で辞退の申し出があり、この時は辞退という事で対処致しました。

そして半年ほど経過した時に再びY先生よりご連絡がありI病院が引き続き医師の募集を行っているようであれば改めてお声掛けしたいと考えているが如何でしょうか？という問い合わせを頂きました。
そこで私共の方からI病院に状況の確認を取ってみたところ、どうやらその後に別の医師を採用したようで、この時点では既に充足してしまっていたのです。
そのため再度の応募が叶わなかったのです。
そして別の病院を探す事になったのですが結果的にはY先生のご希望に見合った病院が出て来ず転職は叶いませんでした。
※I病院ですがY先生が一度は好意を示されたという事は他の医師から見ても好印象の病院に映る可能性が高い訳です。
当然このような病院ほど他の医師で決まってしまう可能性が高いという事になります。

やはり転職ではご縁（＝タイミング）が非常に大事であるという事になります。
こういったご縁を大事にし如何に上手く活かす事が出来るかも転職活動を上手く進めるための一つの方法ではないかと考えております。