私共の方では先生方と医療機関との間で実施する面接に出来る限り同席させて頂くようにしております。
実際に過去に多くの先生方の面接に同席させて頂き面接時のやり取りを拝見させて頂きました。
医療機関によって過去の経歴を重視するところもあれば、先生方のお人柄を重視するところもあれば、労働条件の折り合いがつくかどうかを気にする医療機関など、様々な医療機関があり評価基準も様々です。
ただ、どこの医療機関の面接に参加するにしても必ず心掛けて頂きたいポイントが幾つか存在しています。
そこで今回は、どのような事を心掛ければ面接で良い評価を頂く事が出来るのか、過去の経験から考えてみたいと思います。
①第一印象
身だしなみや挨拶、声の大きさ、お顔の表情など、初めてお会いする相手に対して与える第一印象のイメージは非常に重要です。
第一印象で良い印象を与える事が出来れば最後まで良い印象のまま終わらせる事が出来ますが、逆に第一印象のイメージが悪いと、悪い流れのまま面接が進んでいきます。
後で挽回するのは非常に大変なので、出来るだけ第一印象で良い印象を与えられるようにしましょう。
②スムーズな会話のキャッチボール
いわゆるコミュニケーション力という事になるのですが、これも最重要事項の一つです。
面接官からの質問に対して正しい回答をする事、的を得た回答をする事は当然ですが話す速度、声のボリューム、回答の長さ(長すぎず短すぎず適度な長さ)なども面接官が抱く印象に対して大きな影響を与えます。
相手に不快感を与えないように注意する事が大事です。
③適度に質問をする
面接では必ず面接の終盤に「先生の方から質問はありませんか?」という事で質問のための時間を設けて頂く事になります。
この際に適度に質問を投げかけて頂く事をお勧めします。
質問をするという事は相手方に対してよく調べている証になり、また興味を持っているという意識の表れにもなります。
ただし、あまりにも多くの質問をしすぎたり、細かすぎる質問をしてしまうのも問題です。
またお金の話などは出来るだけ避けて頂いた方が良いかもしれません。
どうしても確認したい事項については面接の後に私共の方で確認する事も可能です。
④笑顔が出せるかどうか
面接の最中に笑顔を出す事が出来るか、場合によっては面接官から笑顔を引き出す事が出来るか、これも非常に重要です。
面接官としては先生方の性格的な部分も気にしています。
そこで自然に笑顔を出す事が出来るだけで「明るい」「優しい」「親しみやすい」などの好印象を与える事が出来ます。
以上のような点です。
これが全てではありませんが最低でも押さえておいて頂きたい事項としては十分な内容だと思います。
また医療機関、企業の面接を受けるうえでも共に通じる事だと考えております。
面接に参加して頂く以上は高評価を頂けるに越した事はありません。
改めて上記のような事を意識して頂き対応して頂ければ幸いです。