日々お忙しい先生方にとりまして転職活動を行うというのは結構な重荷になる事かもしれません。
転職活動と言えば求人を探したり、見学のために病院を訪問したり、時には条件の交渉を行ったりと
面倒なイメージが強いと思います。また転職をしてみたい想いはあっても何から手を付けたら良いか分からなかったり、
そもそも自分にはどのような病院が合っているのかイメージが付かない等の悩みもあり、
なかなか転職活動への第一歩を踏み出せない先生方も多いのではないかと思います。
しかし思い切って転職活動を行う事で発見出来る事も沢山存在すると考えています。
特に初めて転職を行う場合や、それまで長年同じ医療機関にて勤務を行ってこられた先生方にとっては
より大きなメリットとして感じて頂けるのではないかと思っております。
そこで今回は転職活動を行う事で、どんな事を発見する事が出来るのかについて考えてみたいと思います。
初めての転職の場合や長年同じ病院で勤務されてきた先生方にとって外部の医療機関がどの様な状況なのかについて
情報を把握する機会というのは意外と少ないのではないかと思います。そのため転職を考えようと思っても
「どのような医療機関が存在するのかよく分からない」「自分が転職した場合、給料がどれ位もらえるのか分からない」
「そもそも転職する価値はあるのか判断が付かない」などなど曖昧な要素が多い事も
転職活動に踏み切れない大きな理由の一つではないかと考えております。
しかし実際に転職活動を行う事で様々な事が見えてくる場合があります。
それは
「今まで勤務していた医療機関で当たり前だった事が他の医療機関では当たり前ではない事もある」という事です。
分かりやすい例で表すと「週5日勤務+当直週1回」というスタイルが当たり前の労働環境だったにも関わらず、
他の医療機関では「週4日勤務+当直無し」が当たり前の所も存在します。更にそれでいて年俸額もUPしてしまう!!!なんていう事もしばしば起こり得ます。
まさに、この現実に気付く事が出来る事が転職活動を行う事での最大の気付きという事になる訳です。
ここに気付く事で現状の良い点、悪い点が明確になるだけでなく転職する目的も明確になるのではないかと思います。
そして最終的に納得の転職に結び付ける事が出来るのではないかと思います。
このような事からも、まずは何らかのアクションを起こしてみる事が転職を成功させる上で大事な事かもしれません。
転職活動を開始する=自身の新たな価値を発見する旅、に出発してみてはいかがでしょうか。