精神科への転科をご検討される際ポイントについて

ここ最近ですが他科から精神科への転科についてご検討されている先生も多く、弊社の方にも多くのお問い合わせを頂いております。
今までにも多くのお問い合わせを頂いてきた実績があり実際に対応させて頂いた件数も多々ございます。
今後も是非、精神科への転科をご希望される先生方からのお問い合わせをお待ち致しております。

さて転科をご希望される際ですが最低限、ご理解しておいて頂いた方が良いポイントがあります。
今回はその内容についてご説明させて頂きます。今後、転科をご検討される先生方、予めお知り置き頂き頂ければ幸いです。

①まずは「学ばせて頂く」という心構えが大事です。
転科をご希望される場合ですが、これから精神科について「学ばせて頂く」という心構えが大事です。
また将来的には病院からの協力を頂きつつ精神保健指定医の取得などを目指して頂く事になります。
過去に医師としてのご経験を積まれた先生方でも精神科では未経験者という事になります。
まずは謙虚な気持ちで取り組んで頂くという事が大事ではないかと考えております。

②週4日勤務よりも週4.5日もしくは週5日勤務が好まれます
そもそも勤務形態としては常勤として勤務して頂く事が前提になります。
稀に非常勤として転科をご希望されるような場合もございますが、非常勤では受け入れて頂くこと自体が難しくなりますのでお気を付け下さいませ。

採用する医療機関の立場で考えた場合、転科される先生方には1日でも早く一人立ちして頂く事を望んでいます。
そのためには出来るだけ多くの実務をこなして頂き少しでも早く多くの事を学んで頂きたいと考えます。
また精神保健指定医の取得を目指す際には出来るだけ多く出勤して頂く事で症例が早く集まるメリットもあります。
転科した当初は学ぶ時間を確保するという意味でも出来るだけ多く勤務して頂く方が好ましいと思います。

③当直は当面無しの場合もあります。
病院によっては救急対応が必要になる病院もあります。
このような病院では夜間帯での措置入院の対応など精神保健指定医にしか出来ない案件が発生する場合もあります。
このような場合には指定医が中心に当直を行う事もあります。
また中には実務に慣れて頂くまでは当直は行わないという方針の病院もありますので当直は必須でない事も有り得ます。

④給与額は資格を取る事でアップが見込めます。
給与額を決定する際ですが年齢、医師としての勤務年数、保有資格などを基準に決められる場合が多くなります。
ただしスタート時点では精神科での勤務経験がない事や精神保健指定医などの資格がない事が給与額にも反映される事があります。
将来的には経験値を積んで頂き更には精神保健指定医や精神神経学会の専門医などの資格を取得する事が出来れば、その分が給与に加算されるようになります。

大きなポイントとしては以上のような状況です。
こういった事も含め、精神科への転科についてご理解して頂き、いざ転職活動をスタートされる際には是非ご相談頂ければ幸いです。
転科の実績が豊富な病院、資格が取得しやすい病院など、転科に相応しい病院をご紹介させて頂きます。