医師の先生方から私共に転職のご相談頂く際、意外に多いケースが、
「小さい子供のいる生活の中で常勤として働きたい」
というご相談です。
 
今や女性医師の割合は1/3である事から、先生方の中には小さなお子様を持つ先生も当然いらっしゃるでしょう。
そこで本日は、小さいお子様のいる先生方の転職・働き方についてお伝えをさせて頂きたいと思います。
 
 
実際に小さいお子様がいらっしゃるとバリバリとフルで勤務し、当直もやるというのはなかなか難しいです。
よほど協力して下さるご家族の方がいない限りは難しいでしょう。
 
そのような状況を踏まえ、先生方からは以下のようなご相談が多いです。
 
■ 子供がいる女性医師に対し理解のある医療機関
■ 時短勤務、当直無し
■ 託児所付きの医療機関
■ 福利厚生が充実した医療機関
■ 通勤時間がかからない非常に近い医療機関
■ 業務量の緩和
 
ご希望から考えて、クリニックでは体制的にも方針的にも難しい事が多い為、大凡は病院でのご勤務の方がご希望を叶えられる事が多いです。
実際に、(全ての希望をクリアではありませんが)以上のような環境で常勤としてご勤務されている先生方はおります。
 
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上記したように、女性医師の割合が1/3になる事、また患者様からの女性医師への需要も増えている事から病院にとっても無視は出来ません。
 
 
また時に、責任の減る複数日の非常勤でご勤務を希望する先生方もいらっしゃいますが、多くのデメリットがある事もしっかりと知っておかなくてはなりません。
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① 非常勤だけにその曜日・時間帯の縛りが強くなってしまう。(そもそも常勤で補えない部分を非常勤の先生にお任せしている為)
② 福利厚生が無い為、緊急の際に有給休暇の取得が出来ない。
③ ②に同じく、二人目や三人目のお子様を妊娠された際に、産児休暇・育児休暇の取得が出来ない。
④ 保育園の申請の際にハードルが上がる。(常勤で働いている方が優先に保育園を利用出来る為)
…etc
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以上を踏まえ、今後のご勤務についてご検討頂ければ幸いです。
また、お子様の将来の教育環境や学校を考え、ご勤務への意欲が強くなっている先生方も参考にして頂ければ幸いです。
 
勿論、不安な点の解決やアドバイスを求められるのであれば、いつでも私共コンサルタントにご相談下さい。
 
 

子供への愛情は何物にも代えられません。
子供にとって親の変わりは両親以外におりません。
 
小さいお子様のいらっしゃる先生方、今後の働き方について一緒に考えてみませんか?