つい先日、1年ほど前に私共の方でご案内させて頂いた先生から入職してから1年後の勤務状況のご報告という事でメールでのご連絡を頂く機会がありました。
こういった時は毎回そうなのですが内容を見てみるまでは良いご報告なのか、そうではないのか正直ドキドキします。
そして意を決し内容を拝見した所、結論としては「非常にやりがいを感じています」というような良いご報告でした。

 

 

では、どうしてやりがいを感じる事が出来ているのか、その理由について先生はこんな事を仰っていました。
「今の職場では他の先生方をはじめ職員の方々が自分の事を必要としてくれている事が良く分かる。だから自分も職場に対して貢献したいと思う事が出来る。こうやって友好な人間関係(チームワーク)が出来ている事が仕事へのやりがいにもなっている。」という事でした。

 

そんな中、今年の流行語大賞はラグビーの「ONE TEAM」という事になりました。
選手の方々の戦いぶりを見て多くの日本人が感銘を受けた結果ではないかと思います。
恐らく選手一人一人はチームに貢献する事を前提に努力し結果を出し、お互いを認め合う事で初めてチームとしての団結力が芽生えたのではないかと思います。
そのために多くの犠牲を払ってきた、という事を話していました。
まずは組織(チーム)のために頑張る、そして組織から必要とされる存在になる、これが真の信頼関係の構築に繋がるのではないかと思います。

 

よくありがちな事としては一方的に職場に自分の存在を守ってもらいたいと考えてしまう事です。
もちろん、それは間違いではないですが守って頂くためには職場から必要とされる存在になる事が重要です。
職場から必要とされる存在になれれば自然と仕事もしやすくなるのではないかと思います。
どうしたら職場から必要とされる存在になれるのか、そこを考える事が職場と良好な関係を築く事に繋がるのではないかと思います。