ちょっとした気遣いが大きな成果になる話

 

今回は直接的に仕事には関係のないお話かもしれませんが、先日、実際にあった気分の良いお話をさせて頂きます。
地元によく行く喫茶店があります。先日訪問した時には雨が降っており傘を持って訪問したのですが、帰る時には雨は一切やんでいた事もあり、うっかり傘を置き忘れて帰ってしまったのです。
そこで翌日に訪問し傘を忘れた事を店員さんにお伝えし忘れ物を調べて頂いたのですが残念ながら忘れ物の中に私の傘は見当たらず、今後も見つからないだろうと私としても諦めムードに陥っていました。

 

 

それから数日が経過し地元の街の中を歩いていた時に傘を忘れた喫茶店の店員さんとバッタリ顔を合わせる機会がありました。
その際に店員さんから気が利くなーと思わせる一言がありました。

 

「先日、紛失された傘、見つかりましたか?実はその後、お店に1本の傘の落し物が届いたんです。
その傘が紛失された傘の特徴に似ていたので、もしかしたら、と思っていました。」という事なんです。
そして喫茶店まで一緒に行き、届いた傘を見たら正しく自分の傘だったんです。
正直なところ特に思い入れのある物でもなければ特別な傘ではなかったので私の中では半分忘れかけていたのですが、店員さんが機転を利かせてくれたお陰で諦めていた傘が見つかったんです。
本当に意外な出来事であったと同時にとても良い気分になりました。

 

たかが傘一本の事を覚えてくれていた店員さんの親切心に久し振りに良い気持ちになる事が出来ました。
何故ここまで良い気分になれたのか、それは店員さんが自分の期待以上の事をしてくれたからではないかと思います。
人の心を動かす、感動を与えるためには期待以上の事をする事が大事だと改めて気が付かされました。

 

目の前の業務に追われた日々を送っていますと、いつしか業務を流れ作業的に行いがちになってしまう事もあります。
私共としましても対応させて頂く先生方に喜んで頂く、感動して頂けるような対応が出来るようにしなければならないと改めて感じた出来事でした。