先生方は転職活動の際に様々な病院の評判や情報を耳にする事があるかと思います。
良い評判もあれば、そうでない評判も。
(悪い評判ほど、残りやすくインパクトはどうしても強くなりがちですが・・・。)

 

そして私共も先生方の転職サポートをしておりますと、
精神科の先生方から「良い病院を紹介して下さい。」というご希望を頂く事があります。

 

では実際に、良い病院って何なのでしょう?

 

 

いきなり結論を言ってしまうと、
良い病院とは先生によって様々だという事です。

 

良い病院の基準は先生それぞれなのです。
■ ご自宅から近く通勤のしやすい病院
■ 医局員が同世代の先生で構成されている病院
■ 給与面が良い病院
■ 機能評価を取得している病院
■ 自分の得意とする症例患者様が多い病院
■ 綺麗で清潔感のある病院
■ 院長先生を始めとするトップの先生方が人格者である
…etc

 

良い病院というのは最終的にご自身にとって働きやすい、居心地の良い病院という事になるのだと思います。
ですから良い病院とは、一概にコレだとはどうしても言い難い・・・これが結論です。

 

 

 

これは過去に実際にあった事例ですが、
とある先生は以前からそのエリアでは良い評判の病院へ転職をされました。
確かに良い評判通り、最初は日々大きな不満もなく伸び伸びと働かれていたようです。
しかし数か月後には、病院の方向性や方針、院長先生との相性も重なりが「何か違う」と思うようになってしまったのです。

 

これは以前私共に転職相談に来られた先生が仰っておりました。
実は以上のような事はよく起こります。

 

極端な事を言うと、10人中9名は天国のような環境であっても1名には地獄のような環境。
逆も然りで、10人中9名は地獄のような環境であっても1名には天国のような環境。

 

ですから病院の良い評判や悪い評判に影響を受けるのではなく、先生の目でしっかりと見学や面接の際に確認もしていただきたいのです。
「良い評判の病院だから、多分大丈夫であろう!」という考え方は危険です。
是非、先生ご自身のお考えや選球眼に自信を持っていただき、周りからの評価や評判に左右される事なく、転職活動をしていただきたいと思っております。