先日、某鉄道会社で勤務している同級生に会う機会がありビジネスの事からプライベートの事まで幅広く情報交換をしてきました。
そんな中で近い将来の話に及んだ際ですが同級生から聞いた話として非常に興味深かったのが近い日本の将来についてです。
これは他人事ではなく正しく自分達にも影響を及ぼすであろう話がありましたのでご紹介させて頂きます。
同級生が勤務している鉄道会社というのは都内を中心にその近隣の県までまたがって展開している会社になります。
鉄道会社というのは会社の収益を上げるために電車の利用客を増やす事が重要です。
そのためには沿線の街を活性化させ人口を増やす事を目指します。
都内やその近郊には鉄道会社がメインとなって開発されてきた所が沢山存在しているのはそのためです。
また人口の増減を常にチェックするために沿線の街のデータを取り続けているようなのですが、そのデータの中から分かってきた事があるようです。
それは、ついに人口が減少する地域が出始めてきたという事になります。
今までは都内を中心にその近隣のエリアまで人口は増加傾向にあったようです。
しかしここに来て場所によっては人口が減少している地域が出始めており、いよいよ将来の日本が抱える人口減少の時代の訪れが現実的になってきたという事のようです。
都内を中心に人口の多いエリアでは普段の生活の中で、それを実感するような事は少ないと思いますが今回のように数字で算出してみると現実が浮き彫りになってくるのです。
また景気の問題ですが来年開催されるオリンピックまでは良いだろうとの見方をしているようですが、それ以降は冷え込んでくる事を想定しているようです。
そこで鉄道会社としても今のうちに出来る事を行い将来に備えているという事で今のうちに先行投資など出来る事を行っているようです。
まだ実際の生活の中ではこのような問題を感じる機会は少ないですが現実的には既に近くまで迫ってきているという事になります。
転職に関しても今までは難しく考える必要が無かったような事でも今後は今までと同じようにはいかない事も多々出てくる事になると思います。
そのような時に焦らないようにするためにも今から「雇って頂く」「人から必要とされる」という事はどんな事か真剣に考えておく事が大事だと思います。
これからの時代を生き抜くためにも自身の身を守るためにもにも今から考えておく事が賢い人の振る舞い方ではないかと思う次第です。