モチベーションについてどう考えている職場なのか?

 

今回のテーマですが精神科という分野や医師という職業に限った事ではなく、あらゆる分野の業界、職業にも共通する事ではないかと思う事ですが、仕事を行う上でのモチベーションという言葉について
考えてみたいと思っております。

 

そもそもモチベーションの意味ですが「何かを行う際の目的や動機」という事になりますが、これを仕事の場面に当てはめますと「仕事をする目的や動機」という言い方が出来るかと思います。
つまり仕事をしている人には、それぞれ仕事をする上での何らかの目的や動機というものが存在しているのではないかと思います。
当然、先生方にも、それぞれの仕事に対するモチベーションが存在していて、それを叶える事が出来るような職場と出会える事こそ転職活動を行う際の最大の目標であると考えている場合も多いのではないでしょうか。

 

 

では職場側はモチベーションに対してどのように考えているのでしょうか。
ここが今回の最大のテーマという事になります。
多くの場合、病院であろうと企業であろうと、その組織が成長し存続していく事が最重要視され、それが全てであると考えている場合も多くなります。
そのため職員に対して結果を出す事を課します。
しかし職員の立場からすると組織のために結果を出すという事は、その人のモチベーションにはならない場合が多いと思います。
「私はこの組織の成長と発展のために働いています」なんてものわかりの良い人は、そうそう存在するのもではないと思います。
にも関わらずそれを強要したりすれば職員のモチベーションは下がる事になるのではないかと思います。

 

ではそうならないようにするためには、どうしたら良いのか、その答えの一つとして「逆転の発想」が挙げられます。
職員に結果を強要するのでなく、結果を出してもらうために働きやすい環境作りをするという事です。
こうする事で職員は「この職場のために」「この経営者のために」というような発想になれるのではないかと思います。
つまり職員が一生懸命働く事が結果に繋がり組織の成長に繋がるのではないかという事です。
こういう事について考えている職場なのかどうか、そこを見定める事が出来れば結果的に良い職場かどうかを見定める事に繋がるのではないかと考えております。
見学や面接の際にモチベーションという言葉が出てくるような職場があればチャンスかもしれません。
今後の職場選びの参考にして頂けば幸いです。