転職後、4ヵ月目からの立ち振る舞いについて

 

早いもので2019年も既に半分が過ぎ去り後半に突入致しました。
歳を重ねるごとに月日の経過が早く感じられる今日この頃です。さて先生方の転職市場においては例年4月が最も活況となるタイミングになります。
4月から新たな職場に転職される先生が圧倒的に多くなります。
つまり逆算していくと7月というのは4月に転職された先生方にとりましては、ちょうど3ヶ月が経過し4ヵ月目に突入するタイミングという事になります。

 

入職して3ヶ月というのはいわゆる試用期間に該当する期間になります。
病院によっては試用期間を設けている所もあれば、設けていない所もありますが一般的にこの3ヵ月間に関してはお試し期間的な扱いをして頂ける場合が多くなります。
この期間は勤務される先生方からすれば、どんな病院なのか確認するタイミングになりますし、採用した病院からすれば、どんな先生なのかを見定める期間という事になり、お互いに様子見の状態になります。
つまり、この期間中に院内のルールについて理解して頂き、そのルールに適応していく術を探し出して頂く事になります。

 

少し横道に逸れますがスタートダッシュをし過ぎてしまいますと病院から先生方に対する過度な評価が加わってしまう可能性があります。
つまり、それが当たり前の姿であると思われてしまうのです。
こうなると常にフル回転で勤務しないと手を抜いているという見方をされてしまう恐れもあります。
このような事にならないようにする意味でも飛ばし過ぎには注意が必要です。

 

 

そして4ヵ月目に入る頃には、そろそろエンジンをかけて頂き本格的に先生方の力を発揮して頂く事になります。
そうです。ここからが本番という事になります。
今まで以上に先生方に対する見方も厳しくなり病院からの先生方に対する期待感も一気に上がってきます。
この期待に応えられるように対処して頂く事が出来れば本当の意味での病院の一員としてカウントして頂ける事になると思います。
ここで出遅れないように十分注意して頂ければ、その後も腰を据えて末永くご勤務して頂く事が可能になると思います。
まさに今期も4ヵ月目を迎えたこれからの先生方のご活躍に期待しております。