転職時に客観的な評価を知る!

 

先生が転職をお考えになった時、
「今度は〇〇のような働き方がしたい!」「年収〇〇〇〇万円は必要だ!」といったようなご希望条件があるかと思います。

 

ただこのようなご希望を出される背景として、意識はされていないかもしれませんが「自分であればこのような働き方が受け入れられる/出来る はずだ!」「自分のこれまでの経験であれば年収でこれくらいまでは出してほしい!」といった先生ご自身への自己評価があっての事だと思います。

 

勿論、そういった事は見当もつかず相談にいらっしゃる先生もいらっしゃるのですが、
転職には少なからず、先生ご自身の自己評価があって先生のご希望が固まる事も多いです。

 

そこで重要なのは、その先生の自己評価と実際に医師を募集している医療機関側からの(先生への)評価が、果たしてイコールなのかという事です。
医師の転職においては特にこの両方がしっかりと噛み合わないと双方が良いと思える話には繋がらないですし、これが非常に重要なのです。(当たり前と言えば当たり前ですが。)

イコールなのであれば、先生のご希望が叶えられる可能性は高まりますし、転職のお話もスムーズに進む事でしょう。
しかしNotイコールであれば、医療機関側に条件交渉等をして先生の事をよく理解してもらう/アピールの必要がありますし、もしくは先生側から話を断るか先生が妥協して提示条件を受け入れなければなりません。

 

 

 

ちなみに…
過去に数千件の転職事例を見て、また数百件の転職サポートをしてまいりましたが、実はイコールではない事の方が圧倒的に多いです。

 

そもそもですが、自分自身がどのような評価になりそうなのか?どのような条件が提示されそうなのか?
転職のプロではない先生方が、個人の評価を想定する事は非常に困難だと思います。

 

実際に私、過去に転職相談にいらした先生から「〇〇さん(私の名)、自分は指定医を持っていてこれまで〇〇〇のような経験も積んできましたが、私(先生)いくらで売れると思いますか?」というご相談を受けた事もあります。
言い方はその先生独自の言い方でしたが、先生ご自身であっても自分の評価が如何程なのか分からなかったり、自分の考えている評価ははたして正しいものなのか?とお考えになる事はあるのです。

 

つまり「なかなか転職が出来ない。」「良い求人や転職話がなかなか出て来ない。」という先生方は必ずしも、悪い先生という評価でもなければ、先生が悪いわけでもありません。
双方が考える評価に齟齬があるだけなのです。

 

そして、この齟齬を埋めるのも転職のプロである私共の仕事です。
先生のご希望を尊重しながら、医療機関との橋渡しが出来るよう日々尽力しております。