周りの先生方と合わない… 院長と合わない… 先生へ

 

精神科医の先生方から
「院長との関係がギクシャクしている・・・」
「医局内の先生方と合わないくて人間関係に悩んでいる・・・」
このようなご相談を頂く事があります。

 

本日はそんな先生方にお伝えしたい事があります。

 

 

まず単純に、「合わないのは仕方がないから転職!」などという事は考えないで下さい。
合わないには必ず原因があるわけです。
その原因が明確ではないにもかかわらず安易に判断を下してしまうのは、転職後も同じ環境下になる可能性を高めます。

 

何故、関係性が悪くなっているのか?
例えば、
・先生ご自身に遅刻・早退が多い。
・有給休暇の日数を既に使い切っており、さらに他の先生に比べ休みを取る事が多い。
・外来の患者様の数が他の先生と比較して極端に少ない。
・他の先生であれば入院を取るような患者様の入院を取っていない。
・仕事は出来る限りラクをしたいという考えが強い。

 

以上は先生ご自身の働き方に関する事で、先生ご自身で振り返っていただきたい事です。
もし上記に該当するような事がありますと、先生ご自身に改善が見られない限り、転職先でも同じ人間関係を生み出してしまうかもしれません。

 

当然以下の事も考えられると思います。
・院長先生の要望や個性が非常に強い。
・元々医師数が少なく、個性の強い先生しかいない。
・院長や医局内の先生方全員が保守的or革新的でそもそも考えた方が真逆。
・そもそも先生方同士でコミュニケーションがよく取れるような風土が無い。

 

このような事でしたら環境を変える転職というのも良いと思います。

 

 

 

どうしても人間関係に悩んでしまうと「自分は悪くない・・・」というお気持ちになってしまうかもしれません。
しかし、今後同じ環境下にならない為にもご自身の事を振り返る事も時には必要です。

 

もし人間関係にお悩みの先生がおりましたら
「原因は何なのか?」
是非この問いかけをなさってみて下さい。