これから一生働きたいと思える病院に出会えるのか!?

 

本日のテーマは
「転職活動で一生働きたいと思える病院に出会えるかどうか」
について書きたいと思います。
 
 
転職をするからには納得出来る勤務環境・条件で入職をしたいというお考えは誰しもが思う事だと思います。
そして転職のお話があった時に様々な要素を現状と比較し、また複数の施設と比較し、納得の上で最終的には転職をするかどうかを決める。
これが転職の通例です。
 
では納得して転職を決めたとしても、その転職先で一生働きたいと思える先生はどれくらいおりますでしょうか?
入職前の段階で判断出来る先生はどれくらいおりますでしょうか?
 
 
正直申し上げて、一生働ける病院を判断するという事は無理だと思うのです。
理由は2つあります。
 
1. そもそも一生働ける病院を探すという時点で、良い転職が出来たとしても、最初から期待値が高い為、減点方式の思考となり数年後にはそもそもの合格点を下回る可能性が高い。
2. 先生ご自身の希望条件やご家庭環境等の身の回りの環境は、数年後には変わる可能性が高く、転職をせざるを得なくなる可能性が高い。
 
つまり最初は「一生働きたいと思える病院に出会えた!」と思っていても、実際は一生働ける病院ではなかったとなる可能性が非常に高いのです。
 

 
それでしたら、何十年も先の事まで考えて転職をするよりも、今考えている希望条件を最優先に考え転職をされた方が先生にとってそれが最善手のように思えます。
良い転職先が見つかり入職が決まったとしても、「一生働く!」という考えをもう少し柔らかく考え、少し肩の力を抜いてご勤務を開始された方が良いです。(加点方式に思考を変える。)
 
 
先々の事は不透明な事がありますので、あまり先の事を考えすぎてしまうのも宜しくありません。