働き方(精神科医として)の多様化

 

ご存知の先生方も多いかと思いますが、近年精神科医である先生方の働き方は多様化しています。
 
常勤か非常勤かの違いではなく、ご勤務先の多様化です。
 
精神科病院、メンタルクリニックは当然ですが、
精神科の訪問診療クリニック、産業医(メンタルヘルス)、総合病院や一般病院でのリエゾンも近年で精神科医のニーズが高まっています。
 

 
 
但し、それぞれの働き方・勤務先にはそれぞれカラーがあります。
このカラーがよく分からないのに給与条件等の条件だけで安易に飛び込んでしまうのは危険です。
 
例えば、クリニック勤務と産業医のカラーを例として挙げますと、
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<クリニック>
病院と違い個人経営のクリニックが多い為、売上に対する考え方が病院よりも強いです。一日患者様を何名診れたかで先生の評価が決まるといってもよいです。
 
<産業医>
臨床から離れるという事になります。また企業人(サラリーマン)になる為、医療現場には無い社風があり、場合によっては支店を回る(日によって勤務先が違う)というような医療現場ではなかなか無いような事もあります。
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先生それぞれでお考えやご意向は異なる為、捉え方は様々です。
大事なのは先生に事前にカラーを知り、ご自身に合いそうか合わなさそうかです。
 
当然ですが、
合わなさそうなのにもかかわらず、始めるのは再転職のリスクが高い転職と言えます。合いそうなところで始めるのはリスクの低い転職と言えます。
最終的に選ぶのは先生です。
 
 
私共が今回お伝えしたかった事は、
働き方が多様化しているという事は様々なカラーがあるという事であり、そのカラーをよく知った上で働き方を選んで頂きたいという事です。
 
精神科医としての働き方、その働き方のカラーをよく知りたい先生はお気軽にご相談下さい。