弊社にご相談を頂きました精神科の先生方との繋がりについてですが、実は転職先が決まった後も、長年にわたり継続してお付き合いをさせて頂く場合も多くなっております。
H先生に関しましても、弊社からのご案内で、とある精神科の病院に転職して頂いた後も定期的に情報交換などをさせて頂いておりました。
ご入職頂いてから丸3年ほどが経過した際に、H先生から現在の職場についてのご相談を頂く機会がありました。
内容を確認させて頂きますと、お勤め先の病院から現状の給与額について見直しをしたいとの事で話があったようで、どうやら現状の給与額から減額をされる可能性があるという趣旨の内容を聞いたという事で、不安を感じられご連絡を頂いたという背景がありました。
そこで、より詳しく内容を確認させて頂くためH先生にコンタクトをとり、状況をお伺いさせて頂きましたところ、どうやら病院全体の経営状況の悪化が著しくなり、職員に支払っている給与額を抑えるなどの手配をしなければ病院の経営が滞ってしまうという事で、真っ先にご勤務されている医師に対してこういったお話が下りてきたという事のようでした。

お話をお伺いさせて頂きました時点では、H先生は今直ぐにでも他の病院へ転職したいというご意向が強い状況でしたが、詳しく状況をお伺いさせて頂きましたところ、まだ給与額が減額される事が確定している訳ではなく、仮に減額されるとしても具体的にどのくらい減額になるのかは病院からは伝えられていないようでした。
更には、H先生の現状の給与額ですが、実は近隣の精神科医の給与相場と比べますと高い部類に入っており、仮に転職をしたとしても現在と同等もしくはそれ以上の金額を出して頂ける職場が新たに見つかる可能性は非常に低いというような事もあり、一旦、私共の方からは今すぐに転職するのではなく、しばらくは様子を見て頂きつつ、明らかに厳しい状況になる事が確定的になった際に転職活動をスタートした方が良いのではないかとのご提案をさせて頂き、H先生にもご理解して頂く事が出来ました。
その後、改めてH先生より状況をお伺いさせて頂きましたところ、数カ月経過してもまだ具体的な動きが無いとの事で、引き続き静観をされているとの事でした。
実はこのようなご相談ですが、意外に多くの先生方から同じようなご相談を頂いております。
背景としましては、先生方もご存知の通り多くの精神科の医療機関において厳しい経営を迫られている場合が多くなっており、入職された当時と比べて経営が悪化してしまい、このような事態に巻き込まれてしまうというケースです。
今回の事例以外にも、現在の職場にご入職された後に入職当初とは違った条件に変更を求められらたりするような機会は非常に多くあります。
当然、こういった事態になれば不安を感じざるを得ない状況かと思いますが、そこで焦って転職される事は必ずしも得策ではない場合もございます。
万が一、このような事に遭遇された際ですが、是非一度お気軽にご相談下さいませ。
転職して頂く事を前提としてではなく、状況によっては転職しない事をお勧めさせて頂くなど、それぞれの先生方に最適なご提案をさせて頂く事をお約束致します。
不安を感じられた際には、まずはお気軽にご相談下さいませ。