先生方と医療機関との間で面接を実施する際ですが、当該の医療機関に訪問して面接を実施する事になるわけですが、その際に同時に院内の見学をさせて頂く事がほとんどになります。
院内見学を実施させて頂く際ですが、院内の設備であったり、病棟や医局内の雰囲気など様々なところを見学させて頂く事になる訳ですが、精神科の医療機関に関しましては設備面での大きな違いは少なく、実際に先生方がよく気にされる部分としましては、病棟が新しいのか古いのか、カルテは電子カルテなのか紙カルテなのか、CTやMRIは設置されているのか、各病棟の施錠は自動なのか手動なのか、医局は大部屋なのか個室なのか、おおよそこのような部分について先生方が気にされる事が多くなっている印象がございます。

一方、先生方があまりお気づきにならない点なのですが、意外に個々の医療機関によって明確な違いが出てくる部分がございます。
それが勤務されている事務方の職員やコメディカルの方々の雰囲気という事になります。
院内見学をしていますと、多くの職員の方々と顔を合わせる場面がございます。
その際に快く挨拶や説明をして頂ける医療機関もあれば、逆にほとんど挨拶をされないような医療機関もございます。
時には、病院を訪問した際の受付の方々の対応であったり、電話をさせて頂いた際に対応して頂いた職員の方々の対応にも違いがある場合がございます。
どの医療機関におきましても、先生方に対して失礼な対応や雑な扱いをする事はありませんが、実は私共のような紹介会社はいわゆる「業者」というような扱いをされる事が多いため、素の対応が出てしまう場合があるようなのです。
これこそが普段の院内の様子を醸し出している事になり、非常に参考になる情報に繋がる場合も多いという事になります。

このように院内見学を実施する際にも、目線を変えて頂く事で様々な事が見えて参ります。
私共としましても、院内見学を実施させて頂く際には、客観的な立場で見学をさせて頂き、先生方が職場選択をされる際に少しでも有益な情報をご提供出来るように尽力させて頂きたいと考えております。