
転職時に転職先との医療機関との面接は必須となります。
実際に候補先の医療機関にて対談形式で面接は行われます。
(近年は初回はオンライン面接というケースも出ていますが、最終的には院内見学も含め、先方との顔合わせは必須となります)
今時期は今年度中のご転職に向けて実際に転職活動をされている先生方は多いと思います。
私共とご縁を頂いた先生方も日々候補先となる医療機関側との採用面接に足を運んでおります。
そのような中、転職活動をする中で起こりえる「よくある話」があります。
転職をお考えの先生方はこれまでインターネットで求人をご覧になったり、担当の転職エージェントから直接求人を送ってもらった事もあるかと思います。
しかし、その求人の内容(特に条件面)は、面接後に変わるケースもあるという事はご存知でしょうか?
変わると言っても先生にとって悪い条件に変わってしまうという事ではなく、むしろ面接後に医療機関側が「〇〇先生には是非来ていただきたい!」となった場合、良くなる(先生の希望する条件になる)事があります。
例えば、
■ 当初の提示給与額からアップした額の提示があった。
■ 当直免除の希望が通った。
■ 家賃補助をしてくれる事になった。
■ 高速代、タクシー代、または新幹線代の支給をしてもらえる事になった。
■ 勤務日数、勤務曜日の希望が通った。
…etc
採用する側も人ですから、面接で先生と顔を見て話してみる事で先生に親近感が生まれたり、良い印象が生まれたりする事はよくあるのです。
逆を言うと、面接を行なっていない、先生の顔も知らない状況(求人提示の段階)で最初から高い条件は言えないというのが医療機関側の本音です。
但し勘違いしてはならないのは、医療機関との関係は Give & Take です。
こちらの希望を一方的にぶつけるだけではいずれ関係が悪くなりえます。
叶えてもらったからには、先生も病院の意向や運営に協力的でなければなりません。
求人や事前情報だけを見て、切り捨ててしまうのは勿体ない事もあります。
ポジショントークのように聞こえてしまうようで恐縮なのですが、
「この部分の条件だけが何とかならないか…」など少し気になる求人や情報があるのでしたら、一度お話を進めてみるという事も後悔の無い転職をする上で重要だと私共は考えております。
>>【精神科医の転職相談室】へのご相談・求人情報はコチラから
ご相談:https://doctor-seishinka.com/consultation_registration
求人情報:https://doctor-seishinka.com/category/job