精神科の病院と通勤手段について

精神科の先生方はご存知の事かと思いますが、精神科の病院というのは公共手段の最寄駅から離れたところに位置している場合がとても多くなっています。
公共手段をご利用されての通勤の場合には、電車を降りてからバスを利用したり、時にはタクシーを利用しなければ通勤が出来ないような場合も多くございます。
そのため、新たな勤務先として精神科の病院をお探しになられる際には通勤手段について、しっかりとご確認頂く事が重要になります。

通勤手段についてご確認頂く際ですが、まずは自家用車での通勤が可能か否かがポイントになります。
可能な場合には、駐車スペースが確保されているのか、ガソリン代の支給はどのようなルールになっているのか、高速を利用する場合には病院側が高速代を負担して頂けるのかなどについて確認する必要があります。
稀に駐車場代を給与から天引きされる場合や、高速代の支給がない場合などがありますので、詳細部分まで確認して頂く事をお勧め致します。

続きまして、公共手段をご利用されての通勤になる場合ですが、一番にご確認して頂きたい点は最寄駅から病院までの移動手段という事になります。
徒歩で移動できる場合は問題ないのですが、車の利用が必要な場合には病院が出している送迎バスはあるのか、公共のバスを利用するのか、タクシーの利用が可能なのか、こういった点をお調べして頂く必要があります。
また、送迎バスの時刻表や公共バスの本数、直ぐにタクシーを捕まえる事が出来るのか否か、などについてもしっかりとご確認して頂いた方が良いと思います。
特にタクシーに関しましては、地域や時間帯によって全く捕まらない事も多いです。
それによって通勤時間に多大な影響を与えてしまう事も考えられます。

新たな職場として精神科の病院をお探しになられる際ですが、通勤手段や通勤時間は非常に重要な要素の一つになる場合が多くなっています。
そこで弊社では、特に公共手段をご利用されての通勤の場合には、実際の通勤時のイメージを掴んで頂けるように、面接にご参加頂く際などには敢えて最寄駅から実際に通勤される手段を利用して病院へ訪問するようにしています。
こうすることで、その際の所要時間であったり、利便性などについて、より現実に近い状況を先生方にご確認して頂けるようにしています。

以上のように通勤手段一つをとりましても、確認すべきポイントは多岐にわたっております。
より良い職場、働きやすい職場をお探しになられる際には、通勤手段も見逃せないポイントの一つになります。
そこで弊社としましても、朝の通勤時からお帰りになられるまでの1日の流れをイメージしつつ、精神科の先生方に対しより良い職場をご提案できるように、これからも精進していきたいと考えております。