履歴書を有効活用して頂く方法について

転職活動をして頂く際ですが、必ず履歴書を作成して頂く事になります。
なぜ履歴書が必要になるのかと言いますと、その一番の理由は「身元証明」という事になります。
記載されている内容に偽りがないという事を前提に、求職者がどのような人物なのかを確認するために必要になります。
そこで、精神科の先生方が転職活動を行われる際にも、応募する医療機関と面接を実施する事になった際には必ず履歴書を提示するという事になります。
一方で、履歴書ですが応募する医療機関に対し先生方をアピールするための唯一の書類でもあります。
履歴書に記載されている内容によって、医療機関側からの先生方に対する見方が大きく変わる可能性があるのです。
こういった点を踏まえ、転職活動を行う際に出来るだけ履歴書を有効活用して頂く方法についてご案内させて頂きます。

①転職理由や志望動機を記載する
履歴書には多くの書式に「自由記載欄」のような部分が存在します。
そこに今回の転職理由や、応募した医療機関を志望した理由などを記載して頂くという事です。
この内容に関しましては医療機関側の採用担当者は必ず目を通しています。
つまり、内容が担当者や院長、理事長などの目に留まれば、話が前向きに進んでいく可能性が高まります。
短い文章でも構いませんので、記載して頂くと効果的ではないかと思います。

②趣味や過去の表彰実績等を記載して頂く
これは面接の際などによくあるお話になるのですが、先生方の趣味について話が発展する事があります。
たまたま趣味の内容が医療機関の方々と同じであったりすると、話が一気に盛り上がります。
また、過去に表彰されたご経験があるような場合には、こういった内容を記載しておくのも良いと思います。
それが話のネタになって、面接の雰囲気が一気に良くなるような事もあります。
こういった事を記載することで、話が盛り上がるきっかけ作りに非常に役に立つことがあります。

③医療に対する想いなどを記載して頂く
先生方が日々、どのようなお考えのもと医療に従事されていらっしゃるのか、精神科医としてどのような事を大事にされているのかなど、医療に対する想いなどを記載して頂くのも良いと思います。
その内容が院長や理事長に共感して頂けた際の効果は絶大です。
ただ注意点もあり、共感して頂けなかった際にはイメージダウンに繋がってしまう恐れもございます。
記載する内容についてご心配な際には、弊社のコンサルタントまでご相談頂ければ幸いです。

以上のような内容になります。
履歴書をご提示して頂く際には、ただ提示するだけではなく、出来ればその機会を有効活用すべきだと思います。
そのためにも、履歴書を作成して頂く際には、是非上記のような事を記載して頂き、少しでも転職活動が有利に進められるように対処して頂けると良いのではないかと思います。
今後の活動の際のご参考にして頂けますと幸いです。