精神科の先生方、精神科の医療機関、それぞれの尺度を理解している事の重要性について

先生方の転職活動のお手伝いをさせて頂く際に、先生方からお伺いしたお話の内容や、医療機関の担当者とのやり取りを行う中で、発せられた言葉が意味している尺度をどう理解するべきなのか、これが非常に重要であると感じる事がよくあります。
例えば、先生方より「ゆったり働ける病院を探したいと考えている」というようなお話を伺ったとします。
この「ゆったり」という言葉が示している意味合いは、A先生とB先生とを比べた場合、頭の中でイメージされている内容は様々であり、必ずしも全ての先生方が同じ尺度で考えていらっしゃるとは限りません。
つまり、個々の先生方の「ゆったり」というイメージを具体的に理解しつつ、それに見合った医療機関をご紹介させて頂く事が重要になります。

また、医療機関の方々とのやり取りの中でも同じような場面に遭遇する事があります。
例えば、指定医の取得を希望されている先生方のご案内をさせて頂く際に、候補となる医療機関に対し「貴院では指定医の取得は可能でしょうか?」というような質問を投げかけたとします。
その回答として「うちの病院では確実に指定医が取れますよ」という回答を頂く事がよくあります。
実はこの回答の意味合いを理解する際にも、様々な尺度が絡んでいる場合があります。
確実に取得が出来るものの5年の期間が必要な医療機関があったり、逆にすべての症例が1年で集まってしまうような医療機関があったりします。
つまり、同じ意味の文言の中にも複数の解釈が潜んでいる可能性があるという事になるのです。

このように同じ文言の中にも、必ず別の尺度が潜んでいる可能性があるという意識を持つことが重要であり、別の尺度が潜んでいるとすれば具体的にどのようなものが他にあるのか、その仮説を出来るだけ多く持てることが重要ではないかと思っております。
弊社は今まで精神科専門で活動をさせて頂いた事で、多くの精神科の先生方、精神科の医療機関の皆様とやり取りをさせて頂くにあたり、先生方が意図している事、医療機関の皆様が意図している事、それを探るための引き出しを多数持つことが出来ました。
これらを有効に活用する事でスムーズな転職活動のお手伝いに繋がると考えております。
まずはお気軽にご相談下さいませ。