
弊社まで転職の件でご相談来られた先生方に対し、まず初めに対応させて頂くのが「ヒアリング」という事になります。
ヒアリングは先生方のご都合などを考慮しつつ、直接お会いしての面談形式、お電話での対応、メールによる確認など、その時の状況に合わせた最適な方法で対応させて頂く事になります。
実はこのヒアリングですが、その後の転職活動を大きく左右するといっても過言ではないほど、非常に重要な作業になります。
なぜヒアリングが重要なのかといいますと、まず第一の理由としましては、先生方のご希望やご要望を詳しく確認させて頂き、その内容に見合った情報をご提供させて頂く際の精度を高めるためという事になるのですが、もう一つ、それと同じくらい重要な目的としまして、医療機関側に対して先生方をご紹介をさせて頂く際に、少しでも有利になるような情報提供を行うためという目的があります。
実際に過去にこのような事がありました。
弊社にご相談に来られたK先生ですが、弊社にご相談に来られる前に他の紹介会社を利用されW病院に応募された事があったようです。
しかし、応募した結果は残念ながら経験値が足りないという事でお見送りという結果になってしまったようなのです。
どうやらW病院では指定医の先生を募集していたようなのですが、K先生は指定医を取得見込みという状態であったため、そこが理由でお見送りになってしまったとの事でした。
しかし、K先生のW病院への想いがとても強かった事もあり、弊社より再度W病院に対し打診をさせて頂いた結果、何とか面接を実施して頂けるという運びになったのです。
では、なぜこのような流れになったのかと言いますと、W病院に対してK先生の情報をお伝えさせて頂く際に敢えてプッシュさせて頂いたことがありました。
それが功を奏して面接実施というお話を頂く事が出来たのです。
医療機関が好むであろうポイントや、実は先生ご自身がお気づきになられていない売りになるポイントなど、こういった情報をどれだけ聞き出せるか、これこそがヒアリング力という事になりますが、今回の事例はまさにそれが最大限発揮された例ではないかと考えております。
ヒアリングを実施するタイミングは、まだ先生方とのやり取りが始まったばかりの頃であり、先生方としましても、なかなか踏み込んだ事をお話しにくい状況ではないかと思いますが、転職を成功させるために必要な作業であると捉えて頂き、忌憚のないご意見をお聞かせ頂ければと考えております。
どうぞ宜しくお願い致します。