
精神科の先生方の中には、過去に大学医局の指示によって様々な医療機関でご勤務をされたご経験をお持ちであっても、大学医局の力ではなく、ご自身の意思で転職活動を行う事が初めての先生も少なくないのではないでしょうか。
ご自身の意思で転職活動を行うという事になりますと、当然あらゆる場面において全てご自身の責任と判断のもと活動を行う必要がございます。
しかし、過去に転職活動を行ったご経験がない場合には、活動の手順や注意点など、なかなか分かりにくい事も多いのではないかと推測致します。
そんな一例として、先日弊社にご相談を頂きましたY先生からお伺いしたお話をご紹介させて頂きます。
Y先生ですが、それまでずっと大学医局に属し、そこから派遣された医療機関にてご勤務されており、ご自身の力で転職活動を行うのは初めてというご状況でした。
その時、とある知人からのご紹介で、新規で開業する予定のクリニックにて雇われ院長として勤務して頂けないかとのお誘いを受けたようなのです。
内容について詳しく伺うと、仕事の内容や想定される業務量、提示して頂いた労働条件など、どれも先生がイメージしていた範囲の内容であり、何の迷いもなくこちらのクリニックで勤務する事をお決めになられたようです。
しかし、いざ蓋を開けてみると、想定していなかった事が幾つか起こってしまったという事です。
まずは、勤務している職員の技能の低さにお気付きになられたようです。
それがきっかけでクリニックの運営が滞ってしまい、Y先生自身が想定していなかった業務まで先生自身が行う事になり、当初よりも負担が大きくなってしまったようです。
更に予想外の事として、想定していたほどの患者が来ない状況に陥ってしまったようです。
それが発端でクリニックの収益が思うように上がらず、Y先生への給与の支払いが滞ってしまうような事態に陥ってしまったという事なのです。
いずれの件に関しても、Y先生が想定していなかった事態が起こってしまい、どうしたら良いのかという事で弊社までご相談に来られた背景がありました。
実は転職活動では、こういった「想定外」の出来事がよく起こります。
良い職場探しを行う際には、こういった想定外のリスクを如何に少なくする事が出来るのか、その点も非常に重要な要素の一つという事になります。
その点におきまして、弊社では多くの精神科の先生方に実際に転職して頂いた経験があります。
そのため、転職して頂いた後に起こり得る想定外のリスクに関しましても、様々な経験や知識から極力防げるように注力しております。
Y先生のような事にならないようにして頂くためにも、転職についてお考えになられる際には、まずは弊社までお気軽にご相談下さいませ。