給与額について考える際のポイントについて

新たな勤務先を探す際の要素として、給与額は非常に重要な要素の一つであります。
給与額について考える際ですが、大方の人が、同じ仕事をするのであれば低いよりも高いに越したことはないと考えるのではないかと思います。
先生方に対し、求人をご紹介させて頂く立場の私共としましても、正直なところ先生方に医療機関の情報をご紹介させて頂く際には、給与額は非常に重要な要素の一つと考えており、医療機関に掛け合う際にも少しでも多くの給与をご提示して頂けるように働きかける事も少なくありません。

しかし、給与額に関しては一概に高いから良いという訳ではありません。
高いが故に潜んでいる落とし穴などがあったりもします。
それが一番分かりやすいのが業務量という事になります。
一般的には給与額と業務量というのは比例関係にあり、業務量が多いから給与額も高い、という関係性になる場合が多くなります。
もしくは院長や副院長など、より重い責任を背負う代わりに高い給与が頂けるという事になり、それ相応の負荷を強いられる場合が圧倒的に多くなります。

また、昇給という観点から考えますと、スタート段階から高い給与を支給して頂ける場合には、その後、昇給等が行われない場合も多くなります。
つまり、何年働いても給与額が変わらないという事になります。
医療機関の中には、毎年年1回の定期昇給が行われるようなところもあります。
昇給のペースにもよりますが、場合によっては昇給を繰り返して頂く事で、最終的には破格の金額に到達する可能性もございますので、昇給の重要性も忘れてはいけない要素ではないかと考えます。

このように給与額についてご検討頂く際ですが、ただ金額が高い、低いだけで判断してしまうのは危険です。
必ずその背景であったり、付随する要件なども含め総合的にどんな内容が良いのか、そこを見定める事がとても重要ではないかと思います。
良い職場を見つける際ですが、給与額だけに流されないように十分にお気をつけ下さいませ。