面接の場で医療機関との距離感をグッと縮めるための手段について

採用面接という言葉から連想されるイメージとしましては、固い印象や重たい印象をイメージされる場合も多いのではないかと思います。
医師の採用面接という事になりますと、各医療機関の理事長や院長、事務長など、法人の中核を担う方々が参加される場合も多いため、尚更そのようなイメージを抱いてしまう事もあるのではないかと思います。

実は、医療機関側も普段から多くの採用面接を実施しているわけではない場合も多く、医師の面接に不慣れな場合も多く、普段以上に構えてしまっているような場合もあります。
それ故に、実際に面接を実施するとなった際ですが、お互いが非常に硬い雰囲気のまま進行してしまう事も少なくなく、終始非常に硬い、重い雰囲気の面接になってしまう事も少なくありません。
このような雰囲気で面接を実施したとしましても、なかなかお互いの本音を見出す事が出来なかったり、伝えたいことが伝わらないなど、不完全燃焼で終わってしまう事もあります。
このような事を防ぐ手段として私共の方でよく実行する事としまして、面接の際に意図的に雑談を盛り込むというやり方があります。

過去に実際にあった雑談の内容としましては、とある海の近くにある医療機関を訪問した際に、サーフィンや釣りの話を持ち出したり、野球部を持っている医療機関に対して野球のネタを振ってみたり、東北にある医療機関に対し雪(スキー)の話を持ち出すなどがありました。
こういった話を持ち出すことで、一瞬にして面接の雰囲気が変わり、今までの重たい雰囲気が嘘のように明るくなったり、話がはずんだりする事も少なくありません。
こういった雰囲気の中で面談を実施する事が出来た方が、相手に対して良い印象を残すことが出来るだけではなく、より相手の事を理解しやすくなると考えております。

雑談に関しましては、先生方の方から医療機関に投げかけて頂いても全く問題ございません。
むしろその方が良いと思いますし、私共は、その時の雰囲気など空気を読みつつ、首を突っ込んだ方が良いと思った時に話を振るなど臨機応変に対応させて頂きます。

このように面接の際には、難しい話だけではなく、時には採用と全く関係のない雑談をしてみるというのも、より良い面接を実施する際の一つの方法です。
これから面接に参加されるご予定の先生方、是非お知りおき下さいませ。