採用試験や面接を実施する際に忘れてはいけない事

採用試験への参加、面接への参加について考える際ですが、真っ先に頭に浮かぶ事は「まずは合格しなければならない」という事ではないかと思います。
そのため、応募書類を作成する際のポイントについて考えたり、面接で良い評価を頂けるように事前に対策を打つなどのアクションを起こす事になります。
もちろん、こういった作業は非常に大事な作業であり絶対に行うべき事であります。
もちろん弊社の方でお手伝いをさせて頂く事も可能でございます。

一方、採用試験や面接に参加して頂くというのは、もう一つの側面が存在すると考えております。
それは求職者側が求人者側を見定める場でもあるという事になります。
つまり、精神科の先生方に置き換えますと「先生方が採用試験や面接に参加して頂く際には、参加する病院やクリニックを比較検討し最終的に見定める場でもある」という事になります。
採用試験や面接に参加して頂く際には、この点についても意識して頂きつつ、最終的に最も良いと思って頂けたところを選び出して頂く事になります。
そのための事前準備をして頂く事もとても重要ではないかと考えております。

では、実際に医療機関を見極めるにはどのような見方をすれば良いのか、その一つの例をご紹介させて頂きます。
以前ご案内させて頂きましたI先生ですが、慢性期の病院での勤務をご希望されていました。
(より慢性期の病院の方が良いというご要望でした。)
そこで候補となる慢性期の病院を3つ探し出し面接に参加して頂く事になりました。
そして最終的に比較検討して頂き、I先生のご希望に最も近い病院を選んで頂くという流れで進めていきました。
では3つの病院を比較して頂く際にどのような事を意識して確認していたかと言いますと「入院患者の平均在院日数」「月間もしくは年間の入退院数」「措置入院の受け入れの有無や件数」などを重点的に確認を行い、比較検討した中から最も慢性期寄りの病院を選んで頂いたという事がありました。
その結果、I先生にもご納得頂き無事に転職して頂く運びとなりました。

このように、先生方のご希望やご要望に対し、より近い医療機関を探し出すための準備も採用試験や面接対策を実施するのと同じくらい重要です。
弊社では採用試験や面接対策はもちろんですが、こういった部分への対応も可能でございます。
ご興味をお持ち頂けた先生方、不安を感じていらっしゃる先生方など、まずはお気軽にご相談下さいませ。