医師の転職は売り手市場の傾向だからこそ重要な事がある!

 

一般企業で働くホワイトカラーの方々と医師の方々の転職市場は違います。
違うというのは、買い手市場なのか売り手市場なのかという事です。

これはご存知の先生も多いかもしれませんが、医師の転職市場は売り手市場の傾向が強いです。
(特に精神保健指定医をお持ちの先生の場合は、この傾向が如実に表れています。)
求人数が多い、つまり医師を求める医療機関は多く、面接もふるい落とすような面接とは違い、双方の確認の場・コミュニケーションの場という現状があります。
そして医療機関側は、面接に来てもらった医師を出来る限り採用したいという考えを持っているケースが多いです。

一方ホワイトカラーの転職市場はまだまだ買い手市場の傾向が強いです。上記とは逆です。
企業側が候補者を選ぶ為に筆記試験や面接等で応募者をふるいに掛けます。

何が言いたいのかというと、
買い手市場であれば、求人数の多さは応募者からすれば採用される可能性を高められる為、バリューとなり得ますが、売り手市場での求人数の多さは当たり前であって、むしろ何が良いのか分からない事も多く、選ぶのに労力が掛かってしまいます。

もう一度言いますが、医師の転職は売り手市場ですので、先生の希望有りきでする方が転職後の納得度合いが全く違います。
求人有りきで話を進めるのではなく、先生有りき・先生のご希望有りきで各医療機関に先生独自の働き方にアレンジした話を作ってもらうのです。
(既に決められた枠入るのか、枠を希望する形に変えて入るかの違いです。)
その話こそが先生にとって重要なのです。

つまり求人が沢山ある事や、ただ単に情報を右から左へ流しているかのように沢山の求人を先生方に紹介するような事、は先生にとって何の得にもなりません。
また求人有りきで話を進めてしまう事で、短期で退職に繋がってしまう様な事や入職後にイメージと違うといったような事も起こる可能性を高めてしまいます。

医師の転職は先生有りきですので、コンサルタント力に重点を置くような会社に相談していただくのが絶対に良いと言えます。
担当のコンサルタントに先生のご状況やご希望を伝え、それをしっかりと理解してくれるコンサルタントからの情報(求人情報など)を待つことが重要です。