転職活動を行う際ですが、職場側との間で条件交渉を行う場面が必ず1度や2度は出てくる事になると思います。
交渉を行う際ですが、もちろん良い条件を引き出す事が出来ればそれに越した事はございませんが、だからと言いまして強気な交渉を行えば良い条件を引き出せるのかと言いますと、必ずしもそうではありません。
強気な交渉を行った結果、仮に希望が叶ったとしても、そこには先生方と職場との間で歪が生じてしまうような恐れも考えられます。
では、どのように交渉を行えばスムーズな交渉が行えるのかを考えますと、その一つのキーワードになるのは職場への「貢献度」を意識した交渉というではないかと思います。
例えば、他の先生方よりも多くの仕事をこなして頂く事や、他の先生方よりも多く当直や日当直等に入って頂くこと、急な空きが出来てしまった時に率先して手をあげて頂けること、また週4日よりも週4.5日、週5日というように、より多く勤務して頂く事が出来れば職場に対する貢献度はグッと上がる事に繋がり、職場からはなくてはならない存在と認識して頂けるようになるのではないかと思います。
つまり、こういった条件を交換条件として交渉してみるという方法はとても現実的な交渉のやり方ではないかと考えております。
出来るだけ職場が困っている事や望んでいる事に対して、少しでも貢献できるような提案をする事が、より交渉をスムーズに進めるうえで非常に重要ではないかと考えております。
スムーズな交渉を行って頂き、良好な関係のまま新たな職場へご入職して頂く事が、その後の働き方や職場との関係性に大きな影響を与える事になると思います。
出来る事であれば職場とは良好な関係を維持しつつ、先生方と職場側双方がお互いに必要な存在になれるようなwin-winの関係性を築く事が最も良い事ではないかと考えております。
そういた関係性を築くためにもスムーズな交渉術についてお知りおき下さいませ。