転職活動を行う際ですが、可能な限り条件面などを含めた明確な情報が出揃った状況で面接に参加したいとお考えになられる事も多いのではないかと思います。
面接に参加した後に提示される条件が変わってしまうようですと、そもそも面接に参加する意図であったり、その医療機関を選んだ理由がブレてしまったりする事に繋がる恐れもございます。
そのため、先生方の中には面接を実施する前の段階で可能な限り条件交渉やすり合わせを行いつつ、面接に参加したいとお考えになられる場合もございます。

確かにこういった流れを踏んで頂いた方が、安心してお話を進める事が出来ると思います。
しかし一方で、医療機関側の立場で考えてみますと如何でしょうか？
まだ直接お会いした事がない先生に対して、面接前の段階で明確な条件等を提示するというのは、なかなかやりにくい事ではないかと思います。
医療機関側の本音としては、実際にお会いしてから条件等の提示をしたいと考えている場合が多いのではないかと思います。
医療機関によっては面接前に交渉をし過ぎてしまいますと、その段階で嫌悪感を抱かれる場合もございます。
こういった事からも、事前の交渉の仕方には十分な配慮が必要ではないかと思います。

逆に面接を実施した後に交渉を行う事が、先生方にとって不利になってしまうのかと言いますと、決してそうではないと考えております。
むしろ面接の内容次第では、事前の評価よりも高い評価を得る事が出来る場合もございます。
当然高い評価を頂けた方が、その後の交渉なども優位に進められる可能性が高まる事になります。
以上のような事から考えますと、事前の交渉に力を注ぐよりも、むしろ面接の際に良い評価を頂ける事に注力して頂いた方が、良い結果を生み出す事に繋がる可能性が高いと考えております。

とは言いましても、私共としましても各医療機関の情報を先生方にご提案させて頂く際には、面接にご参加頂く前の段階で可能な限り内容の濃い情報をご提案させて頂くように努めます。
予め確認しておきたい事や、不安に感じている事などございました際には、遠慮なく担当コンサルタントまでお申し付け下さいませ。
どうぞ宜しくお願い致します。