雇用条件通知書の内容から職場の良し悪しを探る

医療機関との面接に参加して頂き無事に内定を頂けますと、その後に雇用条件通知書を作成し先生方にご提示させて頂く流れになります。
雇用条件通知書ですが、その名の通り雇用して頂くにあたりどういった条件で雇用して頂けるのかについて、詳細が記載された書類となっております。
内定を頂いた後は雇用条件通知書の内容をご確認頂きまして、問題無いとご判断頂いた段階で正式に内定を受諾するといった流れになります。

雇用条件通知書の内容についてですが、当然、医療機関によって内容はまちまちになります。
例えば昇給に関してです。
昇給は一切なしと決められている医療機関もあれば、定期昇給を設けている所もあります。
中には実績に応じて都度検討というような内容になっている所もあります。
また有給休暇を付与する際のルールについてですが、多くの場合「法定通り」となっている事が多いのですが、医療機関の中には、その枠を取っ払って法定で定められた日数よりも多くの有給を付与して頂けたり、入職して直ぐに有給を付与して頂ける所などもあります。
このよう内容から、それぞれの医療機関の考え方や職員への配慮などの姿勢が読み取れる場合があります。
こういった部分から、どういった職場なのかを推測し、最終的にどの職場をお選びになるかの大きな判断材料になるのではないかと思います。
是非ご参考にして頂ければ幸いです。

余談になりますが、雇用条件通知書には記載されていない内容として、住宅に関する補助(例えば家賃補助として手当を支給して頂けたり、借り上げ社宅制度や社宅を用意している場合、引越代を負担して頂ける)などの福利厚生を設けている所もございます。
また交通費として特急や新幹線代を負担して頂ける場合や、最寄り駅からのタクシー代を負担して頂ける場合なども存在しております。
こういった部分は長く勤務して頂く事になればなるほど、非常に重要な部分ではないかと考えております。
一見些細な事のように捉えがちな事ではありますが、しっかりと確認して頂く事をお勧め致します。