医師の採用面接は、比較的パス率が高いです。
まだまだ売り手市場という事もあり、病院側も医師の獲得に向けて前向きなところが多いです。
 
しかし、経験があってスキルのある先生でも落とされる事があります。
 
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大きな理由は2つです。
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① 過去の転職回数が多く(医局時代の異動は除く)、一つの医療機関での勤務期間が1年未満のところが複数ある。
② 面接中の態度が悪いもしくは暗い。
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①のケースは、「当院へ入職をしてもまた転職してしまうのではないか?」と思われてしまうからです。
> わざわざ時間をかけて採用活動をしてまで、すぐに辞めてしまう可能性の高い先生を採用する事はありません。
採用活動の再開、院内告知、他の先生へのシワ寄せや引継ぎ等、短期間で辞められた後は面倒な事が多くなるのです。
 
②のケースは、「当院で他の医師、コメディカルとしっかりコミュニケーションが取れるだろうか?患者様からの評判が落ちないだろうか?」と思われてしまうからです。
> 病院は組織ですから、明らかに空気感の違う医師が入った場合、歯車が狂ってしまう事があります。
一人の問題のある医師によって周りの医師やコメディカルの複数名が退職したという事例もあるくらいです。
 
 
病院面接に同席をさせて頂いておりますと、近年は医師の人物像・人柄を重視する医療機関が非常に増えてきております。
売り手市場にもかかわらず、経験・スキルのある医師という事だけでは採用されなくなってきております。
 

 
 
これまでされてこなかった面接対策というものが必要な時もあります。
ご相談は精神科医の転職サポートのプロ集団【精神科医の転職相談室】までお気軽にご相談下さい。