転職候補の病院で過去に辞めた先生の退職理由を探るには?

 

医師の募集をする医療機関の多くは欠員募集です。
稀に増員募集(病棟区分の変更による為や今いる先生方の負担軽減の為)という事もありますが、多くは常勤医師が辞めてしまった穴を埋める為の欠員募集というケースが殆どです。

そもそも欠員募集になってしまった原因はどこにあるのか?
もし転職候補の病院が欠員募集の場合、これから転職をしようと考えている先生方がこのような思いを抱くのは当然と言えます。
万が一、何かしらの問題があるにもかかわらず、それを知らずに転職に向けて話を進めてしまうのは大きなリスクだからです。

中には採用面接を行なった際に、直接病院側に以下の質問をぶつけた事のある先生もいらっしゃるかもしれません。
「過去に辞めた先生方の退職理由はどういった内容でしょうか?」
「今度辞める先生は何故貴院を辞めるのですか?」

ただ残念な事に、このような質問を病院側にぶつけてもあまり参考にはなりません。

というのも理由は2つあります。
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①辞める先生が不平不満をぶちまけて辞めるとは思えない
誰しも辞める時は可能な限り円満に辞めたい、静かに辞めていきたい、という想いがあるのものです。
退職時に喧嘩別れほど疲れるものはありません。
ではそのような辞める際に、果たして本音を言う先生がどれほどいらっしゃるのか?という事になります。
開業する場合は別としても、「知り合いの先生がいる病院を手伝う事になった」「開業する先生の手伝いをする事になった」「家族の都合で転居する事になった」「体調面の問題で辞めさせてほしい」など、現職での不平不満には触れずに辞めていく先生方がほとんどです。
現職での不平不満を理由に退職をする先生はいても、それを口に出して辞める先生はごく稀だと思います。
実際に上記のような「過去に辞めた先生方の退職理由はどういった内容でしょうか?」という質問を病院にぶつけても、上記で挙げた理由が病院側から返ってくるケースが殆どです。

②仮に辞めた先生の本当の理由を病院側が知っていたとしても、自院都合の悪い事や誤解を招くような事を正直に話してくれる事はほとんどない
採用面接では基本的に良い部分を見ていただきたいという想いが病院側にはあります。
誤解を招くような事は話したがらないという事があります。
よって上記のような質問をされても「開業する為にお辞めになった」「急遽転居する事になった為にお辞めになった」など当たり障りのない回答が返って来る事が多いのです。
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つまり何が言いたいのかというと、過去の先生方の退職理由を病院側に確認をしても、知ってか知らずか、本当のところは分からないという事になります。
気休め程度の回答しか得られないという事です。

ですから私共からも安易に病院側にこのような質問を投げかける事はしません。
病院側との関係性を深めた上で探りを行ないますし、実際に過去にその病院で勤務していた先生方からお話を聞く事もあります。
特に後者のケースが多く、私共の下には情報が蓄積されています。

このあたりが社内でも精神科に関する情報が毎日飛び交っている、精神科を専門とする私共の強みの一つでもあるのですが、もし転職先の選定は病院の内部情報や過去に辞めた先生方の退職理由を確認してから、慎重に決めたいという先生がおられましたら私共が転職のサポートをさせていただきます。
ご転職の相談はお気軽にどうぞ。