定年退職を見据えた転職活動について

精神科におきましては、70代や80代といった大ベテランの先生方が現役でご勤務されている場合も少なくありません。
実際に弊社宛にご相談を頂く先生方の中にも、70代や80代からの転職についてご相談を受けたり、定年後も継続して働きたいとお考えになられている先生方も多く、具体的にどのような働き方があるのかについてご相談を受ける事も多くございます。

精神科の医療機関では、多くの場合60歳~65歳を定年と定めている所が多くなっており、定年を間近に控えられている先生方が転職についてご検討される際には、定年後はどういった働き方をする事が出来るのか、それによってどの医療機関に転職するのか、その決め手になる事も多く大変気になる部分ではないかと思います。
では実際にどのような勤務形態があるのかと言いますと、大きく分けて2つの働き方が存在しております。

①非常勤や嘱託として勤務して頂く方法
定年を迎えた後ですが、常勤という立場から非常勤や嘱託といった雇用形態に切り替えて頂き勤務を継続して頂くケースになります。
常勤として勤務して頂く際との大きな違いは、多くの場合において勤務日数を減らしたり、勤務時間を短縮するなど、常勤として勤務されていた時よりも少ない日数、時間内で勤務して頂く事が多くなります。
また契約期間についてですが、常勤として勤務していた際には無期雇用契約(期間の定めのない契約)であったとしても、1年契約など有期雇用契約に切り替わる事も多くなります。

②そもそも定年が無いケース
医療機関によっては、そもそも定年を設定していない所もございます。
勤務を継続して頂くにあたり、健康面や体力面が許す限り、何歳になっても常勤として勤務し続ける事が可能という事になります。
そのため、ご年齢を重ねられたとしても対応する業務内容や業務量が変わらない場合が多く、給与などの労働条件等に関しても、それまでと一切変わらない条件で雇用して頂ける事が多くなります。

以上の2つのパターンという事になります。
定年後の勤務についてお調べになる際には、それぞれの医療機関の定年の有無、有の場合には定年が何歳なのか、定年後の勤務形態はどのようになるのか、給与額はどうなるのか、業務量はどうなるのか、定年を超えて勤務している医師が実際に在籍しているのか、こういった点をお調べして頂く事が重要ではないかと思います。

最後に、定年を迎えた後の継続勤務について、もう1つ非常に大事な事についてお話をさせて頂きます。
それは職場との信頼関係という事になります。
定年後も勤務を継続させて頂くには、そもそも職場側から今後も勤務を継続して頂きたいと思って頂く事が大前提になります。
日頃から職場との良好な関係性を築いていく事を忘れず取り組んで頂く事が重要です。
いざ定年を迎えた際に「先生は当院にとって必要な存在である」と言って頂けるように、日々の業務に取り組んで頂く事が大事ではないかと考えております。