面接や院内見学の際に見て頂きたい部分について

弊社では先生方が医療機関の面接に参加される際にはほとんどの場合同行させて頂き、面接の場にも同席させて頂くようにしております。
それもあり全国各地の精神科の医療機関に訪問し面接に参加させて頂いたり、院内の見学をさせて頂く事で個々の病院の雰囲気の違いなど感じる事があります。
この違いも、ある意味、それぞれの医療機関の良し悪しを判断して頂く際の一つの材料になるのではないかと思います。
そこで今回ですが、私共が気が付いた院内見学時に確認して頂きたい、ちょっとしたポイントについて記載させて頂きます。

①職員の方々の普段の対応について
院内見学を行っている際に事務方の職員であったり、コメディカルの方々などとすれ違う場面が多々あります。
その際ですが、私共の方を見てしっかりと挨拶をして頂けるところもあれば、挨拶すらない場合など様々な対応が見受けられます。
こういった対応は、時には患者やそのご家族への対応にも通ずる部分ではないかと思います。
どういった姿勢で日々の業務に取り組んでいるのか、そういった姿勢が垣間見える部分になります。

②私共に対する院内の職員の方々の対応について
面接を実施する際ですが、当然の如く主役は面接に参加されている先生方という事になります。
そのため、私共は先生方に付いてきた「業者」という扱いをされてしまう事が多くなります。
その「業者」に対する対応の仕方を観察して頂く事で、その医療機関の本音などが垣間見えてしまう事があるのです。

実は医療機関によっては私共に対しても、とても親切丁寧に接して頂ける所もございます。
一方で明らかに先生方に対する対応と、私共に対する対応に大きな差がある場合があるのです。
つまり相手によって対応が変わる場合があるという事になります。
こういったちょっとした反応が、実は普段の院内の姿だったりする可能性があります。
面接の場では良い所だけが見えてしまいがちになりますが、それよりも出来る限り普段の姿が見えた方が、先生方にとって有益な情報になるのではないかと思います。

このように、ちょっとした意識を働かせるだけで、より内容の濃い院内見学の時間を過ごす事が可能になります。
是非ご参考にして頂ければ幸いです。