指定医の取得が可能な医療機関かどうかを見定めるためのもう一つのポイントについて

これから指定医の取得を目指したいという事で、取得が可能な医療機関を探して欲しいとの事で弊社宛にご相談を頂く機会は引き続き大変多くなっております。
指定医を取得するために必要な条件としましては、レポートを作成する際に必要な症例が集まる事、指導医が在籍している事、あとはプラス要素として過去に指定医を取得した実績があるかどうかなどの点が挙げられます。
これらの点に関しましては、既にご存知の先生方も多いのではないかと思います。

ここにもう一つプラスの要素を付け加えて頂けますと、より良い医療機関をお探しになられる際に参考になるのではないかと思います。
そのもう一つの要素とは「指導医の現状」という事になります。
つまり指導体制という事になります。
医療機関によっては救急や急性期を扱うなど、元々ハードな環境の所も少なくありません。
こういった医療機関でご勤務されている指導医に関しましては、自身が担当している外来や病棟管理などの日々の診察業務に追われていて指導や教育に時間を割けないような場合もございます。
また指導医に対して質問をしたいと思っても、上手く指導医を捕まえる事が出来ず、質問をする事すらままならないような場合もございます。
また、在籍している指導医の人数に対して、教育・指導を必要としている医師の人数の割合が多い医療機関に関しましても、
一人一人の指導医にかかる負担が大きくなりすぎてしまい、教育や指導のために十分な時間を割けないなどの問題が生じてしまう場合がございます。

こういった部分についてもご確認して頂き、最適な医療機関はどこなのかをご判断して頂けますと、より良い医療機関を見つけ出す事に繋がるのではないかと考えております。
弊社ではこういった情報に関しましても、常に最新の情報を収集し先生方にご案内させて頂くように努めております。
指定医の取得が可能な医療機関の情報収集をご希望の先生方、是非一度、弊社までお気軽にご相談下さいませ。

※教育・指導について1つだけ補足としましては、上記のような環境が整っている事はとても大事ではありますが、そもそも教育・指導に関しましては待っていれば受けられるものではなく、能動的に自らが学ぶ姿勢で取り組んで頂く事が大前提になります。
こういった姿勢を持ちつつ、上記のような点に留意して頂きつつ、指定医の取得を目指して頂く事が大事であると考えます。
念のためご確認頂けますと幸いです。