指定医を取得するための環境について

弊社宛にご相談に来られる先生方の中には、これから指定医の取得を目指したいとお考えの先生方も多くいらっしゃいます。
そこで指定医の取得に見合った医療機関をお探しして、先生方にご紹介させて頂く事になるのですが、その際にほとんどの先生方が「確実に取得が可能である」「出来るだけスピーディーに症例が集まる」こういった点に注視して、それに見合った医療機関をお探しになられる事が多くなっております。

そこで弊社の方で医療機関の情報を収集し、先生方にご提案させて頂くのですが、その作業を行う際に注意しなければならない点が幾つかございます。
一つは症例が確実に集まるか否かについての医療機関側からの回答という事になりますが、私共の方から症例が集まるか否かについて確認を取りますと、割と多くの医療機関から「集める事が可能である」との回答を頂く事があります。
そこで更に踏み込んで確認を行ってみますと、措置入院は年間で1~2件、依存症の患者は年に1件あるか無いか、、、というような回答を頂く事も多くなっております。
この件数ですと年によっては1件も無い可能性が考えられます。
※余談ですが、医療機関の中には今でも「うちの病院では児童思春期が集まらないので、指定医の取得は難しいです、と仰る所もございます。
児童思春期は必須の症例ではなくなっている事をご存知ないという事になります。。。」

また、過去の指定医の取得実績について伺ってみますと「過去に取得された実績はあります。」という回答を頂くのですが、それがいつの頃のお話か確認してみますと、何年も前のお話であったりします。
中には、一番最近の実績でも10年以上前の実績であったりする場合もございます。
指定医取得に関しての規定は、令和元年に新基準に切り替わっておりますので、出来ればそれ以降の取得実績であったり、直近の実績があった方が先生方も安心されるのではないかと考えております。

このように、指定医の取得が可能な医療機関をお探しする際にも、注視しなければならないポイントはいくつも存在しております。
私共は日々こういった作業を行っておりますので、相応しい医療機関なのかどうか直ぐに見極めをつける事が可能です。
もし医療機関選びでお悩みの事などございました際には、いつでもお気軽にご相談下さいませ。
どうぞ宜しくお願い致します。