転職活動の裏に潜む可能性について考える

先日、弊社にてご案内させて頂きましたW先生ですが、W先生は50代中盤まで内科でご勤務されていたのですが、以前より精神科にご興味をお持ちになられており、精神科への転科をご希望され弊社までご相談に来られた経緯がありました。
そこで詳しくお話をお伺いさせて頂きますと、W先生ご自身でも受け入れて頂ける医療機関があるのかどうか、お探しになられたようなのですが、なかなか良い所が見つからず、お困りになられて弊社までご相談に来られたという事でした。

確かにW先生のご年齢を考えますと、医療機関によっては定年間近という事もあり、なかなか受け入れて頂けない事は推測する事が出来ます。
また精神科に転科するという事になりますと、指定医の取得であったり、専門医の取得についても検討する必要があります。
資格を取得するまでには最短でも数年の年月が必要になりますので、資格を取得した時には既に定年を迎えていた、なんていう事態も考えられるため、尚更採用して頂けるまでのハードルが高くなってしまう事に繋がります。

しかしW先生の場合には、唯一まだ可能性を秘めていた事は、全国の医療機関での勤務が可能という事でした。
全国の医療機関への相談が可能という事ですと、中には医師の確保が出来ずにお困りになられている医療機関が存在しています。
こういった医療機関に打診する事が出来れば、一般的にはハードルが高い場合であっても前向きにご検討頂ける可能性が広がります。
W先生ですが、当初は関東で勤務先を探したいとお伺いしておりましたが、敢えて私共の方から状況をご説明させて頂き、全国での勤務の可否について確認させて頂いた結果、可能であるとの回答を得る事が出来たのです。
このようにして如何にして可能性を広げていく事が出来るのか、そこが私共の腕の見せ所の一つではないかと考えております。

今回の例のように、個々の先生方が置かれていらっしゃる状況によって、考えるべきポイントは様々であるという事が分かります。
先生方によって変わるポイントをいち早く察知して、最適なご提案をさせて頂く事がコンサルタントとしての私共の重要な仕事の一つと考えております。
私共の方では、過去に多くの先生方のご案内をさせて頂いた実績があり、それと共に多くの成功実績を積み上げて参りました。
(もちろん成功の裏には失敗事例もございますが、それを糧により多くの成功事例を積み上げる事が出来ました。)
これらの実績や経験をもとに、先生方へのご案内をさせて頂きたいと考えております。
これから転職について検討されるご予定の先生方、お気軽にご相談下さいませ。