業務量や病院カラーを可視化する方法

先生方が精神科の医療機関への転職についてご検討される際に、業務量や病院のカラーについては必ず確認される項目の一つになります。
その中でも救急や急性期を扱っているような医療機関なのか、それとも療養をメインに扱っている慢性期の医療機関なのか、もしくは急性期から慢性期まで幅広く対応している医療機関なのか、こういった点は仕事の忙しさや先生方が行っていきたい医療に直結する事であり、転職先の医療機関をお選びになられる際に最も重要なポイントの一つになります。

一般的に業務量や忙しさについて確認する際の方法としては、スーパー救急・急性期・療養・認知症治療・精神一般病棟など病棟種別から判断する事が可能です。
どういった病棟をどれだけ持っている医療機関なのかを調べる事によって、おおよそ、その医療機関の状況を把握する事が可能になります。
もう一つは外来や病棟管理にて、実際に対応する件数について調べてみるという事です。
例えば外来を週何コマ対応し、1コマで何名程度の患者の診察を行うのか、病棟では何名程度の患者を担当するのか(救急や急性期の患者対応になるのか、療養の患者を対応するのか、主治医制なのか、病棟医制なのか、、、。)などの数字からも状況を把握する事が可能になります。

ここにもう一つ付け加えて頂く事で、よりリアルな状況を確認して頂く事が可能になります。
それは「平均在院日数」や「月間の入退院数」という事になります。
ここまで調べて頂けますと、かなり医療機関の現状が見えてくるのではないかと思います。
特に救急や急性期の場合の入院期間の目安が3ヵ月程度と定められているのに対し、慢性期の場合にはそれを具体的に指し示す数字がありません。
そこで同じ慢性期の医療機関の中から、より先生方のイメージに近い医療機関をお探しになられる際には、上記のような指標についてお調べになられますと、各医療機関の状況をより明確に把握して頂く事が出来るようになると考えております。

ただし医療機関によっては、こういったデータを口外したくないとお考えになる場合もございます。
しかも先生方が直接、医療機関に対してこういった情報について確認されることは容易ではなく、更に手間暇をかける事になってしまいます。
そのような場合ですが、日々、精神科の医療機関とのやり取りを行っている弊社のコンサルタントが先生方に代わって確認作業を行い、情報をご提案させて頂く事が可能になります。
ご希望される先生方、まずはお気軽に弊社までご一報くださいませ。