各紹介会社が行なう先生方への求人提案方法について

 

過去に転職をされた事のある先生方、また現在転職活動をされている先生方は、同時に複数の紹介会社をご利用された事はありますでしょうか?
 
もし、一回の転職に対し同時に複数の紹介会社をご利用された事のある先生は、各社(各コンサルタント)の求人提案の違いに気付かれているかもしれません。
大きく分けると、「最初から多くの求人を送ってくるコンサルタント・数は多くないが一件一件時間をかけて送ってくるコンサルタントがいる」という事です。
 

 
 
一見、前者の方が良い会社(コンサルタント)のように思えますが、実は一概にそうでもありません。
 
なぜなら、最初から多くの求人を送ってくる会社(コンサルタント)は、会社にある求人データを引っ張ってきてそのまま送っているだけの可能性が高いからです。
それは単に右から左への流れ作業です。
 
ではもっと掘り下げて、何故それが良くないのか!?
理由は3つです。
① 日々募集状況は変わりますので、実は現在は充足をしている求人を先生へ提供してしまう可能性が高いです。よって応募しようと思っても埋まってしまっていたという事がよくあります。
② 先生のご希望条件を医療機関側に確認・交渉をしていない情報だからです。よって先生のご希望に合致する内容・条件にはなっていない事で本来なら良い医療機関を見落としてしまう事があります。
③ 内情の合わない、内情のよろしくない医療機関の求人が紛れているかもしれないからです。
 
良い点としては、今募集をしているかもしれない医療機関の名前だけを確認するだけでしたら、先生にとって良い方法と言えるでしょう。
 
 
逆に後者の一件一件時間をかけて送ってくるコンサルタントは、少し時間を要しますが情報の確実性が高いです。
条件も確認・交渉をしておりますので先生のご希望に近いものになっています。
上記①②③の真逆と言えます。
 
悪い点としては、2~3日の時間を要する事です。でももし、そのくらい待ってでも確実性の高い情報が欲しいという先生でしたら、これは良い方法と言えるでしょう。
 
 
正しい例えかどうかですが・・・
客のオーダーを受けてから客好みに寄せて作るレストラン と 既に作っているものをオーダーと同時に出すレストラン
も同じような違いではないでしょうか。
 
 
以上、一概にどちらが正しいとは言い兼ねますが、
転職で大事なのは、いかにご自身に合う医療機関に納得の条件で転職が出来るかどうかだと私共は考えております。