転職活動を行う流れの中で、ここ最近のコロナ禍ゆえに起こってしまった事象があります。
万が一、同じような事象に巻き込まれてしまった際に、焦る事なく対処して頂けるように、その事例についてご案内させて頂きたいと思います。
先日、弊社にてご案内させて頂いているW先生と、とある精神科病院との間で面接を実施する事になり、日程調整を進めさせて頂く事になりました。
双方より候補日を確認し、その中の日時で面接を実施させて頂く事になったのですが、実施する1週間ほど前に差し掛かった時に病院から連絡があり、院内でコロナのクラスターが発生してしまい、予定通りに面接を実施する事が難しくなってしまったとの報告を受けました。
そこで院内のコロナ感染の状況が落ち着いた際に、改めて面接を実施するという流れになったのです。
そこから待つ事3週間ほどが経過した際に、改めて病院よりご連絡を頂き、ようやく院内の状況が落ち着いたので再度、面接日時の調整を進めたいとのお話を頂きました。
そこでW先生にその旨ご連絡をさせて頂いたのですが、今度は何とW先生が勤務されている病院でコロナのクラスターが発生してしまい、直ぐに面接を実施する事が難しくなってしまったのです。
今度はW先生より状況が落ち着いた際にご連絡を頂く事になりました。
そして同じく3週間ほど経過した時に面接実施可能という事でW先生よりご連絡を頂きました。
まさかの自体でしたが、こういった事が実際に起こってしまったのです。
そして今回のような事例が発生した際に更に注意が必要な事は、現職場に対し退職申請を行う時期の問題です。
実はW先生のお勤め先の病院は退職する6ヵ月前までに退職申請を行う必要があり、そのタイミングを逆算して転職活動を進めて来られたようなのですが、今回のトラブルによって転職活動が大幅に遅れてしまう事になり、当初予定していた入職希望日の6ヵ月前までに退職申請を行う事が出来なくなってしまったのです。
とはいえ無理して退職しようとすれば円満な退職をする事が出来なくなってしまう恐れもあります。
精神科という狭い世界ですから、その後の長い人生の事を考えますと出来れば円満退職が出来るに越した事はございません。
そこで取った策は入職希望の医療機関に対し、当初の入職日よりも1~2ヵ月遅らせて入職させて頂くようにお願いする事です。
もちろん交渉は弊社の方で行い、その結果、無事に了承して頂き、円満な退職を果たし入職して頂く運びになりました。
今回のように普段は起こり得ないような事が起こるのがコロナ禍の怖い所です。
しかし、そんな時でも弊社にご相談して頂ければ、極力被害を最小限に食い止める策を考えて対応させて頂きます。
コロナ禍以外の事も含めまして、転職活動に対して不安を感じていらっしゃる際には、まずは弊社までお気軽にお申し付け下さいませ。