求人票に書かれている内容が全てではない場合について

転職活動を行う際ですが、ほとんどの先生方が各医療機関の「求人票」をご覧になられた事があるかと思います。
そこには医療機関の特徴であったり、仕事内容、労働条件、福利厚生など、医師を雇用する際に必要となる情報が網羅されております。
転職活動を行っている先生方は、まずは求人票に書かれている情報を頼りに、希望する条件に見合ったところを探し出し、面接や見学を実施されるというような流れになる事が大多数です。

しかし、稀に求人票に書かれている内容と、面接を実施し内定を頂いた際に提示される条件の内容がピッタリ一致していない事もあります。
つまり面接を実施した事で求人票に書かれていた内容に変化が生じるケースがあるという事になるのです。

求人票に記載されている内容が各医療機関が出している求人情報のベースになっているにも関わらず、何故このような事が起こり得るのかと言いますと、それは面接時の先生方の評価がとても良かった場合や、面接後の条件交渉を上手く進める事で、求人票に書かれている条件よりも、より良い条件を引き出し提示して頂けるような事があり得るのです。

例えば
・給与額が上がった
・勤務日数や当直回数を減らして頂く事が出来た
・新幹線代や飛行機代、高速代を支給して頂ける事になった
・家賃補助や借上げ社宅を用意して頂ける事になった
・希望していた曜日で勤務する事が出来るようになった、、、などです。

ただし一つだけ注意して頂きたい事は、職場と先生方の関係性については本来であればイコールの関係性、つまりギブ&テイクの関係性であるという事を忘れてはいけないという事になります。
時には困った時に医療機関から助けて頂けるような事もあるかもしれませんが、逆に医療機関が困っているような時には、手を差し伸べてあげる事が大事ではないかと考えております。
そのため一方的な強気過ぎる交渉を行う事は好ましくない場合もございますので、転職活動を行われる際には十分な配慮を怠らないようにお気を付け下さいませ。