医療機関との面接に参加して頂く際ですが、合格(内定)を頂く事が大前提になりますが、それだけではなく参加された先生方としましても、どんな医療機関なのかについて、実際に目で見て聞いて頂き確認して頂く場でもあります。
面接の際に確認して頂く事としましては「業務内容」「労働条件」「院内の雰囲気」など、実際に勤務される際に必要となる情報を中心に確認して頂く事になると思います。
ここにもう一つ、追加でご確認頂きたい事項がございます。
それは今後の方向性(将来的にどのような方向に向けて運営を行っていくのか、今の状況から変わる可能性がある事などはあるのかどうか)、こういった点についてもご確認された方が良いと考えております。
先生方もご存知の事だと思いますが、国の方針として医療機関の病床の再編成が行われています。
そのため各医療機関におきましても病床数が変更されたり、病棟の区分が変わるような事も多くなっております。
また、中には新たな診療を始める等(例えば精神科の病院でも新たに訪問診療を取り入れるなど)の動きもあります。
こういった動きは、どこの医療機関でも実行される可能性を含んでおり、先生方の働き方にも大きな影響を与える重要な要素の一つになるため、絶対に確認しておくべき項目ではないかと考えております。
弊社でも日々、全国の精神科の医療機関にコンタクトを取り状況を確認させて頂いておりますが、実際に病床数が減っていたり、病棟区分が変わっている事例を多く目にしております。
同じ医療機関にて腰を据えて末永くご勤務したいとお考えの先生方の場合には、特にこういった中期的、長期的な医療機関の活動計画についても、しっかりと確認して頂く事をお薦め致します。
これから医療機関の面接に参加されるご予定の先生方、是非ご参考にして頂けますと幸いです。