新たな転職先をお探しになられる際ですが、当然、誰でも「良い職場」に転職したいとお考えになるものです。
では良い職場か否かを判断する際の基準ですが、それはほとんどの場合におきまして、過去の実績や現在の状況を踏まえた上で、その職場の良し悪しの判断を下す事が多いように思います。
言い方を変えますと、過去から現在にかけて何らなの問題を抱えているような所(例えば直近で職員の一斉退職があったような所であったり、職員がトラブルを起こしてニュース沙汰になった所、人の出入りが激しく職員が定着しないような所であったり、空床が多く経営難が囁かれている、、、など)は敬遠される事も多く、次の職場の候補として挙がってくる可能性が低くなるという事になります。
しかし一方で、過去に上記のような問題が起こった所に関しては、それらの問題をそのまま放置する訳ではなく、過去の問題を払拭しつつ、良い職場に変わっていこうとする動きが出てくる事も多くあります。
中には他の法人と統合したり、経営のプロの支援を受けつつ、方向転換を図っていこうとするような事もあります。
そして、このような努力が実り一気に良い職場へと駆け上がっていく事も少なくありません。
こういった動きをいち早く察知して、今後の成長や発展について早い段階で見極める事も、良い職場をお探しになられる際の一つのやり方ではないかと思います。
今まで評判の良かった所は多くの先生方より注目を集めている場合が多く、中には複数の先生方が同時期に応募されるなど、競争倍率が高くなる事も少なくありません。
逆に、それまで評判の良く無かった所は敬遠されがちで、好んでお選びになられる先生方は少ないのではないかと思います。
それだけに穴場として狙い目であるという事が言えるかもしれません。
ここ最近では地域によっては、どうしても競争倍率を意識せざるを得ないような場合も多くなっております。
そんな時こそ今回のような事を思い起こして頂き、違った目線で職場探しを行ってみては如何でしょうか。
また考え方によっては、先生ご自身の力で良い職場に変えていく、というような考え方があっても良いのかもしれないと思います。
今後の職場探しの参考にして頂ければ幸いです。