転職活動を行う際ですが、最も重要な事は「希望に見合った職場に入職する事」これに尽きると思います。
その実現のために精神科の先生方が転職活動を行われる際にも、様々な手段を駆使しながら活動を進めていかれる事になると思います。
一方で忘れがちな作業の一つとして「退職申請」があります。
実は先生方が退職される際には、医療機関から強い引き留めにあったり、そもそも退職する事を受け入れて頂けないなど、スムーズに進まない事例も多くなっております。
先生方の中には、むしろ退職申請の作業を行う際が最も大変だったと仰る先生も少なくありません。
では何故、ここまで退職申請をする事が大変な作業なのかと言いますと、その要因は大きく分けて2つのポイントが考えられます。
①医師の採用は簡単ではないため、直ぐに後任が見つからない。
医療機関からすれば、常勤の医師が退職する事になれば、後任の医師を探さねばなりません。
しかし、そうは言っても簡単に後任探しが出来るとは限りません。
むしろ探すのに苦労してしまう場合の方が多くなってしまいます。
そのため強い引き留めを受けたり、後任を探すために時間を要するため、直ぐに退職する事が出来ず希望の時期での退職が叶わないなど、思い通りに進まない事も多いです。
②精神科という狭い範囲の中で転職するため、慎重に交渉を行う必要がある。
精神科という限られた範囲の中ですと、どこで誰が繋がっているか分かりません。
そのため人伝に様々な情報が広まってしまう可能性も考えられます。
場合によっては思わぬところから、実際にはありもしない噂話などが拡散してしまう事もあり得ます。
こういった事態を避けるためにも「飛ぶ鳥、跡を濁さず」ではありませんが、元々の職場とは良好な関係を維持しつつ円満な退職が出来るに越した事は無いと考えております。
以上のような事を考えますと、退職申請というのは非常に繊細で力を要する作業になります。
転職をスムーズに行うためには、ここを疎かにする事は出来ません。
転職についてお考えになられる際には、同時並行で「円満に退職するにはどうしたら良いのか?」この点についても、しっかりとご検討頂ければと考えております。
弊社では今までに多くの先生方より退職申請についてのご相談を頂いた事がありました。
退職について不安を抱えていらっしゃる先生方、弊社にてご相談をお受けする事も可能でございます。
まずはお気軽にご相談下さいませ。