応募書類を作成する際のポイントについて

先日、弊社にてご案内させて頂いておりましたC先生から、とある精神科の医療機関(Y病院)に応募したいとの話を頂き、早速Y病院に対しコンタクトを取りました。
病院の事務長に対し応募したいとの意向を伝えたところ、まずはC先生の経歴書(匿名)を送って欲しいとのご依頼を受けました。
Y病院としては経歴書を受け取った後、その経歴書の内容を元に院内にて面接にお越し頂くか否かを判断し、改めて連絡したいという事で考えているようでした。
そこで早速ですがC先生の匿名の経歴書を作成しY病院宛にお送りする事になったのですが、実はY病院には同じタイミングで4名の医師からの応募があった事が判明しました。
しかし実際に採用する人数としては1名のみという事になるため、Y病院としては4名の候補となる医師の中から、より良い医師を採用したいと考えているという背景が浮かび上がってきたのです。
つまりY病院に採用して頂くためには、他の医師との競争に競り勝っていかねばならないという現実がありました。

まずは第一関門として書類選考を通過する必要があります。
ここを通過しなければ面接にすら参加する事は出来ない事になります。
では書類選考を通過するために、どんな手を打ったのかと言いますと、それは応募書類の中に志望動機を記載したり、今までに行ってきた医療の内容を詳しく記載し、具体的にどのような形でY病院に対して貢献できるのか、こういった事を追記しました。
その結果、無事に書類選考を通過して、面接に参加する事が出来ました。
そして、その後に実施された面接も見事にクリアし、C先生の採用が決定する運びになったのです。

もちろん面接をクリアするためにも様々な策を打ったのですが、今回のように応募書類に一工夫を加えた事で、面接を実施する前の段階で既にC先生に対し好印象を抱いて頂けた事が、採用試験を優位に進めていく事が出来た大きな要因になったようです。
普段はあまり作る事が少ない経歴書だと思いますので、その作成方法についてはイマイチ分からない先生方も多いのではないでしょうか。
しかし、転職活動を行う際には非常に重要なツールの1つとなる事は間違いなく、より良い経歴書の作成が出来るに越した事はありません。
ここ最近では今回の事例のように、同じタイミングで複数の医師が応募しているような状況も少なからずあります。
こういった状況下でも少しでも優位に転職活動が進められるように、応募書類作成の重要性について、是非お知りおき下さいませ。
実際に作成される際ですが、具体的にどんな事を記載したら良いのか、弊社からアドバイスさせて頂く事も可能でございます。
お悩みの際にはお気軽にご相談下さいませ。