法令順守に対する考え方について

今までに全国各地の医療機関とやり取りをさせて頂いた経験の中で、各医療機関の法令順守に対する姿勢が垣間見える事がありました。
法令順守という言い方をしてしまいますと少々重たい印象を持たれてしまうかもしれませんが、もう少しかみ砕いた表現をしますと、医療機関側の職場環境の改善に対する考え方や姿勢という言い換えが出来るのではないかと考えております。

こういった姿勢が垣間見えるタイミングとして一番多いのが、医療機関に対し先生方をご紹介し内定を頂きますと、その都度「雇用条件通知書」という書面を作成致します。
ここには先生方と医療機関が雇用契約を締結する際に必要な情報(勤務日数や勤務時間、業務内容、給与額、福利厚生など)が一通り盛り込まれる事になります。
当然ここに記載される内容というのは、全て労働基準法など法令に則った内容で作成される事になるのですが、中には法令に遵守していない内容が記載されているような事も、しばしばお見受けする事があります。
※例えば有給休暇が法定通りに支給されていない場合や、勤務時間が1日8時間以上になっているなどです。

そもそも法令違反ということ自体が最大の問題であるのですが、法令を遵守するという事は労働者の最低限の権利を保障する事でもあり、それを取り入れようとしない、もしくは改善しようとしていない姿勢に大きな問題があるのではないかと思えます。
つまり先生方をはじめとした職員の方々が、より働きやすい環境作りをしていこう、という姿勢が欠けている職場であると言わざるを得ないと感じるのです。

私共の方では、こういった内容に対しても厳重にチェックを行い、適正な内容で先生方と医療機関との間で雇用契約を締結して頂けるように対応させて頂くと同時に、先生方に対し、より良い情報をご提供させて頂けるように尽力させて頂きます。
過去にこういった事で痛い目に会われたご経験をお持ちの先生方、不安を感じていらっしゃる先生方、まずはお気軽にご相談下さいませ。