転職活動の際に面接は必須となりますが、併せて履歴書の提示も必須となります。
病院などの医療機関側は先生がどのようなご経歴を積まれ、今日の採用面接にお越し頂いているのかは、採用に関わる事ですので非常に気にするポイントです。
では採用側が先生の履歴書の中でどのような部分にスポットを当てているのか?
本日をこの点についてお伝えしたいと思います。
早速ですが、採用側は以下の点を見ています。
(カッコ内はその意図です。)
① お住まいは何処なのか?(当院まで実際に通えそうなのか?)
② 年齢は?(当院の医師との年齢バランスはどうなのか?)
③ 精神科の経験は?精神保健指定医の有無は?(入職後に指導等は必要なのか?直ぐに即戦力になってもらえるのか?)
④ 経歴の中で短期で辞めてしまっているところはないか?(当院で長く勤務してもらえそうな先生か?)
⑤ 先生の希望条件は書いてあるのか?(当院の募集要項に合う先生か?)
⑥ 転職時期はいつ頃から可能なのか?(いつから来てもらえるのか?それまでに院内で受け入れ準備は出来るのか?)
⑦ 大学医局に属しているのか?(辞めるのに時間を要するのでは?)
大凡、以上のようなところです。
特に上記の③と④は注意深く見てくる部分で、面接での質問もこのあたりが中心となります。
当たり前かもしれませんが、直ぐに辞めてしまう様な可能性のある先生を採用側は好みません。
入職後には患者様を担当していただく訳で、割り振る方にも責任があり、患者様とご家族への信用にも繋がる部分です。
それらの事を考えると可能な限り長く働いてもらえる先生を採用したいのです。
そのヒントになるのが、履歴書です。
履歴書は医師としての名刺みたいなものであり、先生という人柄が垣間見れるものです。
(万が一、記載されているご経歴に誤りがあったり、抜けているご経歴があった場合は、必ず正しく訂正しなければなりません。後で分かる事によって、最悪 経歴詐称という評価になり、契約は見送られる事もあります。)
さて、ご自身のご経歴を振り返ってみてどのようにお感じになられますでしょうか?
もし今後転職をする上で不安がある、ご自身の経歴についての評価が気になる、という先生がおられましたらお気軽にご相談下さい。
僭越ながらご転職に向けて先生方としっかり向き合い、最善の転職方法について共有をさせていただきたいと思っております。