入職した医療機関で長く勤務するための心構えについて

転職活動を行う際ですが誰でも良い勤務先に就職したいとお考えになるはずです。
そのため転職活動を行う際には、より多くの情報を収集して比較検討したうえでより良い所に入職が出来るようにという事で活動を進めていかれるのではないかと思います。

そんな中で以前ご案内させて頂きましたH先生からとても興味深いお話をお伺いさせて頂く事がありました。
H先生ですが年齢が50代後半であり医師として25年以上のキャリアを積まれた先生でした。
医師になられた当初は何度か転職された事もあったようですが、ある事に気が付かれてからはどこの医療機関でも長くご勤務されるようになり、ご相談を頂いた時にご勤務されていた医療機関では15年以上ご勤務されておりました。
そこでH先生に長くご勤務するために必要な心構えについて確認してみたところ以下のような回答が返ってきました。
「以前は医療機関に対してこちらから一方的に何かを要求してしまう姿勢が強かったので不満があれば全て医療機関のせいにして転職する事が多かったのですが、ある時からから医療機関に歩み寄ろうという気持ちが持てるようになり、そこから先は長く勤務する事が出来るようになった。」と仰っておりました。
つまり医療機関に対し一方的に何かを求めるだけではなく時にはこちらから歩み寄ろうという気持ちが大事ではないかという事です。
医療機関が困っている時にはこちらから率先して歩み寄っていくような姿勢です。
そうする事でお互いが持ちつ持たれつの関係になり必要不可欠な存在になっていく事で長い間、良好な関係性を維持していく事が出来るのではないかという事でした。

一ヵ所の勤務先で末永く勤務すること

転職すること自体は悪い事ではないですが何度も転職をし過ぎてしまいますと経歴を汚してしまう事になりキャリアアップの妨げになってしまう恐れもあります。
また長く勤務したからこそ学べることもあるのではないかと思います。
そう考えますと出来れば1つの職場で長く勤務出来るに越した事はないように思います。
長く働く事をお考えになる際には是非、上記のような事をご参考にして頂ければ幸いです。