面接時に重要な第一印象について

ここ最近ですが新型コロナの影響もあり医師の転職活動においても少なからず変化が生じてきているような点があります。
その中でも特に大きく変化が表れてきている点の一つが面接の実施方法という事になるかと思います。
今までは面接と言えば当然の如く医療機関に足を運び理事長や院長など医療機関側の方々に直接お会いさせて頂きながら面談を実施してきましたが、ここ最近ではコロナの感染などを警戒して医療機関への訪問が制限される事が多くなっております。
そのような場合にはzoomやskypeなどのツールを利用してリモートでの面談が実施される事も多くなってきております。

そんな中で先日リモートでの面談を実施している、とある医療機関の事務長とお話をさせて頂く機会がありました。
リモート面談と直接お会いさせて頂く面談での決定的な違いについてお話をお伺いさせて頂きましたところ「第一印象が掴みにくくなった」というお話を伺いました。
実はこちらの医療機関では医師を含めたそれ以外の人材採用に関して面接に来られた方々の第一印象を非常に重要視していたようなのですがリモート面談では、その第一印象を把握する事が非常に難しくなったと仰っておりました。
つまり面接が開始される際に理事長や院長、事務長と初めてお顔を合わせる際の第一印象も重要ですが医療機関に到着して受付係の方々に対する対応なども含めて第一印象を重要視していたようなのです。
しかし、この点について確認する事が難しくなってしまったという事を仰っていました。

実は過去に企業の採用担当者とお話をした時にも第一印象を非常に気にしているという話を聞いた事がありました。
面接の場では、ほとんどの人が良い所を見てもらえるように装って対応する事が多いですが無意識のうちに出てきてしまう第一印象は採用担当者が非常に気にしている部分であり採用の合否に大きな影響を与えているという事が分かりました。

現時点ではリモートでの面接も多くなっておりますが近い将来、再び直接お会いしての面接が実施される事になると思います。
リモートでの面談では予め準備する事も可能ですしご自身の部屋など慣れ親しんだ場所で実施する事も可能ですから対策を練る事も容易です。
その点、医療機関に訪問しての面接の際には全てが初めての場合が多く予め準備する事が困難な場合が多くなるように思います。
だからこそ改めて第一印象の重要性をご認識して頂き面接の際の対応策をお考えになって頂けると良いと思います。