重要!医療機関側が求めている医師像を事前に把握しておく

転職活動を行う際ですが、これは精神科の先生方の転職活動だけではなく全ての方々に当てはまる事であると思いますが、そもそも採用する側(雇用主)がどういった人材を求めているのかを把握しておく事が非常に重要になります。
当然ここが明確に分からなければ雇用する側とされる側とで上手くマッチングするという事はあり得ない事になります。
また仮に入職されるに至ったとしても、その後に認識の違いなどが原因で早期退職に繋がってしまうような恐れもあります。

インターネットに掲載されている情報や求人票などをご覧頂いた事のある先生方であれば直ぐにお分かり頂けるかと思いますが「応募資格」という事で、お持ちの資格(精神科で言えば指定医の有無や専門医の有無、時には認知症の専門医の有無が問われる場合があります。)、勤務日数(週4日で良いのか4.5日、5日勤務する事が求められるのか?)、当直の有無(有の場合には月に何回入ったら良いのか?)、過去の経験値(認知症や児童思春期の対応を行った事があるかどうか)などが書かれている事が多くなります。

こういった内容だけであればネットの情報や求人票を確認すれば直ぐに理解する事が出来ると思いますが医療機関側が求めている事はこれだけで収まらない場合もあるのです。
例えば「これから急性期に力を入れたいので急性期で勤務する事を希望している先生であれば有難い」、「サテライトクリニックを立ち上げる予定があるのでクリニックでの外来を行って頂ける先生であれば、、、。」、「近い将来、院長が退任される予定になっているので院長候補として勤務して頂ける先生であれば尚可」というようにネット情報や求人票には記載されていないような条件で医師の採用を考えている場合もあり得るのです。
こういった一歩踏み込んだ情報について事前にどこまで確認する事が出来るのかが転職活動を上手く進める上で非常に大事なポイントになるように思います。

以上のような事からも転職活動を行う際ですが必ず雇用主側がどういった医師を求めているのか確認して頂く事をお勧め致します。
そこで弊社では医療機関側の採用担当者と直接コンタクトを取り医師募集の背景やご要望等についても詳しくヒアリングを行い先生方にご提供させて頂くように努めています。
ただし先生方が直接、収集を行う事は現実的には難しい作業になってしまうと思いますので、そういった際には是非弊社までお気軽にご相談下さいませ。